TOP


北斗の拳(セガサターン版)




登場人物紹介

●メインキャラクター

ケンシロウ
北斗神拳の伝承者。主人公。
拐われたリンを取りもどすため、謎の暗黒の北斗との戦いへ。南斗や元斗、魔道琉拳の伝承者達との戦いの末、リンの救出に成功。だがその中で、北斗無明拳ゼンオウを倒す事が己の宿命である事を知る。竜虎の谷でゼンオウとの戦いに臨むが、に敗北を喫し、リンとルイを奪われてしまった。その後、トキとの非情の闘いの末に七つの秘拳を会得し、二度目の戦いにてゼンオウに勝利。永き北斗の宿命に終止符を打ち、再び荒野へと消えた。

バット
ケンシロウの弟分。リンの婚約者。
リンとの結婚式の最中、暗黒の北斗の襲撃を受け負傷。連れさらわれたリンの奪還をケンシロウに託し、傷が癒えるまで静養した。
快復後、バレビ支配下の街でケンシロウと合流。リンの後を追って旅を続け、ホシムの城で念願の再会を果たした。その後、ゼンオウの手によって再びリンを連れ拐われてしまい、己の無力さを嘆くも、最後はケンシロウによって救い出され、改めてリンと結婚式を挙げた。

リン
天帝の血を引く女。バットの婚約者。
バットとの結婚式の最中、暗黒の北斗に連れ拐われ、デスブラッド牢獄へ。その後、各地を転々と移されるも、修羅の国で琉拳の部隊に強奪され、ホシムの城に監禁。しかし天帝の気高さでホシムに正気を取り戻させ、そこでケンシロウとの再会を果たした。
 その後、姉ルイと共に新南斗五車星に匿われるも、ゼンオウの襲撃を受け、拘束。服従を拒んだため、処刑されそうになるが、天帝の光によってゼンオウの心を浄化。訪れたケンシロウと再度再会を果たし、再びバットとの結婚式を挙げた。


●第一章

 暗黒の北斗
ジャド
ゼンオウの手下の一人。黒い仮面を被っている。
『暗黒の北斗』を名のもとに、部下を引き連れてリンとバットの結婚式を襲撃。バットに深手を負わせ、強奪したリンをデスブラッド牢獄へと監禁した。その後、訪れたケンシロウと戦い敗北。既にリンは無明拳伝承者のもとに送られた事を暴露して爆死した。
若干ジャギに似ている。

ジーザ
無明拳突撃隊隊長。
ケンシロウを殺すため、北斗無明の像の洞窟に登場。敗北後に秘孔新一を突かれ、リンが南のデスブラッド牢獄にいることを喋らされ、その後爆死。
見た目はジードにそっくり。

無明拳突撃隊
ゼンオウの手下達。リンの村や、北の洞窟に向かう道中、デスブラッド牢獄などで計四回戦う。


 村人達
リュウケン
北斗神拳の先代伝承者。券を捨て、北斗の谷にある修練場で静かに暮らしている。
北斗無明拳の情報を求めて訪れたケンシロウに対し、北の洞窟にある北斗無明の像を訪れるよう告げた。
原作では死亡している。

北斗の宗達
北斗の谷にいるリュウケンの従者達。ケンシロウに対し、北斗神拳がどんなもので、四兄弟による伝承者争いの顛末などを教えてくれる釈迦に説法な人々。

長老(リンの街)
リンの街の長老。傷ついたバットを自宅に匿い、治療した。
その後、訪れたケンシロウに、暗黒の北斗の事を知りたければ北の谷にいるリュウケンを訪ねるよう勧めた。

リンの街の人々
リンの街で暮らす人々。リンとバットの結婚式を祝福するが、ジャドの一味によってリンが連れ拐われ、暗黒の時代が訪れようとしている事に不安を抱いた。


 千数百年前
ゼシン
千数百年前の北斗神拳伝承者候補。
伝承者の座をめぐって長兄ゲンカイと争ったが、時の伝承者よりその激しすぎる性格を危惧され、落選。その後、拳を奪われ抹殺される筈だったが、掟に従わずに野に下り、第三の北斗『北斗無明拳』を創設。以降、己が受けた屈辱を野望と怨念の炎へと変え、北斗無明拳の伝承者に永々と受け継がせていった。

ゲンカイ
ゼシンの兄。千数百年前の北斗神拳伝承者。
次男ゼシンと互角の強さを持ち、熾烈な伝承者争いを繰り広げたが、時の伝承者がゼシンの性格を嫌ったため、結果伝承者に選ばれた。

時の伝承者
千数百年前の北斗神拳伝承者。弟子のゲンカイとゼシンが同じ力量を持っていたが、ゼシンの激しすぎる性格を危惧し、兄のゲンカイを時期伝承者に指名した。




●第二章

 
牙猩拳の一族
ギャラン
南斗牙猩拳の伝承者。サウザーの遺児。額に南斗六星のアザをもつ二千年に一度の最強拳士。
南斗六聖拳無き世に覇を唱え、南斗108派の大半を制圧。ゼピアのレジスタンスを罠にはめて壊滅させたり、ザキの村を滅ぼすなど、暴虐の限りを尽くした。その後、暗黒の北斗からリンを強奪するが、天帝の気高さに触れ、失いかけていた己を取りもどした。
 己が最強拳士である事を証明するため、リンの人形を作ってケンシロウを誘き出すことに成功。実の妹であるザキを退け、ケンシロウとの戦いに臨むも、敗北。最後はケンシロウとザキを逃がすため、崩壊する城の瓦礫を支え、生き埋めになった。

牙猩拳制圧部隊
ギャランの手下達。水鳥拳の村を襲い、壊滅させた。
水鳥拳の村やギャランの城で計三回戦う。

警備兵
聖帝十字陵の周辺に配置されているギャランの兵達。
サウザーとオウガイの亡骸への道を塞いでいる。計二回戦う。


 水鳥拳の村
ザキ
南斗水鳥拳の女伝承者。
かつて赤子の時に村の入り口に捨てられていたところをマミヤに拾われ、娘として育てられる事に。いつのまにか拳法を覚え、レイの拳と義の心を受け継ぎ、南斗水鳥拳の伝承者となった。
修行を終えて村に帰還し、滅ぼされた村の様子を見て、その場に居合わせたケンシロウを犯人だと誤解。闘いの最中にマミヤよりその男がケンシロウである事を教えられ、村人の仇を取るために共に南斗牙猩拳ギャランの討伐へと向かった。その最中、自らが聖帝サウザーの遺児であった事が判明。更にはギャランとの闘いの中で、二人が共に額に南斗六星の痣を持つ兄妹であることも発覚。闘いの末、ギャランに敗北するものの、命は奪われず、最後は兄ギャランの助けを受けて、崩れ落ちる城の中から救いだされた。

マミヤ
水鳥拳の村で暮らす女。かつて村の入口に捨てられていた赤子のザキを拾い、育ての親となった。
ザキ不在時に、牙猩拳制圧部隊に村を襲われるが、長老と共に裏山に避難し、難を逃れた。その後、ケンシロウが村を襲った犯人だと思い込むザキに、その男がケンシロウであると教え、誤解を解いた。

長老(水鳥拳の村)
水鳥拳の村の長老。牙猩拳制圧部隊に村を襲われるが、マミヤと共に裏山へと避難し、難を逃れた。その後、村に帰還し、南斗牙猩拳がこの世の覇権に動き出した事をザキに語った。

水鳥拳の村の人々
マミヤやザキが暮らす村の人々。
ザキが不在の間に牙猩拳制圧部隊によって壊滅させられた。


 レジスタンス
ゼピア
南斗白鷺拳の流れを汲む、南斗飛翔拳の伝承者。かつて聖帝十字陵でシュウの死を見届けた子供の一人であり、その仁の心を受けついでいる。
レジスタンス部隊を結成し、村に訪れたギャラン軍と対立。目の光を閉ざせばこの場は引くとの申し出を受け、自らの眼を切り裂いたが、直後に一斉に矢を射られ、民も自らも大きな傷を負った。その後、アジトに訪れたケンシロウと対面。南斗の栄誉のため、ギャランを倒してほしいと願い出た。

ゼピアのレジスタンス
ギャラン軍に対抗するためにゼピアが結成したレジスタンス部隊の面々。
アジトである村に攻め込んできたギャラン軍と対立。ゼピアが自らの眼の光を潰せば助けてもらえるはずだったが、約束を反故にされ、弓矢の放射で多数の死傷者を出した。


 
その他
ダザンの街の人々
マミヤやザキが暮らす村の人々。
ザキが不在の間に牙猩拳制圧部隊によって壊滅させられた。

レイ
先代の南斗水鳥拳伝承者。故人。
その拳と義の心はザキに伝承された。

サウザー
南斗鳳凰拳伝承者。ギャランとザキの父。
聖帝十字陵に亡骸が納められており、訪れたザキの前に亡霊となって現れ、かつて赤子のザキを捨ててしまった事を詫びた。
後に、ケンシロウに敗北したギャランの前にも出現。南斗最強拳士の夢を果たせなかったギャランに対し、いずれザキかその子孫が、その伝説を受け継ぐであろう事を告げた。

シュウ
南斗白鷺拳伝承者。仁の星を持つ。
かつて数多くの民のため、自らの命を犠牲にし、聖帝十字陵の聖碑の下敷きとなった。後にその仁の心は南斗飛翔拳のゼピアへと受け継がれた。

聖帝十字陵に並ぶ子供達
かつてシュウが聖碑を抱えて聖帝十字陵を登らされた際、階段の脇でその様子を見届けた子供達。その中の一人に、幼き頃のゼピアもいた。




●第三章

 
元斗皇拳正当伝承者
ミッシュ
ファルコの遺児。
幼き頃、バレビによって記憶を奪われ、遠方の地へ。自己流で元斗皇拳を身につけ、拳士へと成長し、心が命じるままにバレビの支配する地へと戻ってきた。
バレビの兵隊を募集する船に乗り込み、ケンシロウらと共に中央帝都へ。バレビから、ケンシロウが父ファルコの仇であると吹き込まれるも、闘いの中でファルコの血が目覚め、記憶が復活。悪の根源であるバレビを滅殺し、父ファルコの元斗皇拳を伝承した。


 
中央帝都
バレビ
元斗皇拳伝承者を名乗る男。海の沖に中央帝都を築き、総督として君臨している。ジャコウの血を引いており、かつては父のご機嫌ばかり伺ってばかりだった小物。
数年前、子供であったミッシュの記憶を奪い、勝手に元斗皇拳伝承者を襲名。中央帝都の総督となり、部下の女達を人質にする事で、絶対的な権力を手に入れた。
訪れたミッシュに対し、ケンシロウが父ファルコの仇だと吹き込み、両者を戦わせることに成功。だがその中でミッシュの記憶が戻ってしまい、最期は真の元斗皇拳によって肉体を消滅させられた。

ザノス
総督バレビの手下。兵隊募集係。
酒場で兵隊となる人材を探していたところ、元斗皇拳を使うミッシュと遭遇。その力を目撃し、部下にならないかと誘うが、断られた。だが船で兵隊候補を迎えに来たところ、ミッシュの姿を見て歓喜。一同を船に乗せるが、バットに船外へと蹴飛ばされ、激怒。筋肉を膨張させてケンシロウとの戦いに臨むが、敗北した。

元プロレスラーのチャンプ
バレビの手下の一人。元プロレスの世界チャンピオン。
ザノスと共に酒場へと訪れ、勝てば食糧一週間分という催しの対戦相手に。チェーンを噛み千切るなどのデモンストレーションを見せたが、名乗りを上げたミッシュと戦い、元斗皇拳で滅殺された。

ミュウ
ファルコの許婚。
かつてファルコの子であるミッシュを産み落としたが、バレビによってミッシュの記憶を消され、更にミッシュが記憶を取り戻したときの人質として自らも監禁。永い間牢に捕らわれていたが、ケンシロウによって解放され、バレビの悪行について伝えた。その後、ケンとの戦いによって記憶を取り戻したミッシュと感動の再会を果たした。

総督警備隊
バレビの兵隊。街の辺りで計二回戦う。

番兵
中央帝都にいる番兵。計四回戦う。

兵隊募集係
ザノスをリーダーとするバレビの兵隊募集係。港に訪れたケンシロウ達に対し、もう直ぐ中央帝都への船が着くから待っているよう告げる。


 
その他
トキ
北斗四兄弟の次兄。小さな村で診療所を開いている。
噂を聞いて訪れたケンシロウと再会。北斗無明拳を倒すには、七つの秘拳が必要である事を伝えた。
その後、仮面で正体を隠し、ゼンオウのもとへ向かおうとするケンシロウの前に登場。非情の戦いによって、七つの秘拳のうちの最後の一つ、北斗の柔拳をケンシロウに伝授し、息絶えた。

ファルコ
先代元斗皇拳伝承者。ミッシュの父。ミュウの許婚。天帝を守るため、自らに厳しい掟を課し、壮絶に生きた男。
次期伝承者をバレビに指名し、元斗のマントを渡したとされていたが、全てバレビのデマカセであることが明らかとなった。

バレビが支配する街の人々
総督バレビに支配されている街の人々。元斗皇拳が地に落ちた事を嘆いている。

トキの村の人々
トキが開く診療所がある村の人々。トキの秘孔によって怪我や病気を治された者達が集っている。



●第四章

 琉拳の一族
ホシム
北斗琉拳の伝承者。北斗宗家の血を引く最後の末裔。カイオウですら勝てなかった魔闘気を押さえ込み、北斗琉拳を完成させた男。レイカという許婚がいる。
兄ゼンオウと共に北斗琉拳を学んだ結果、自らが伝承者に。心優しき故にゼンオウの拳を封じる事は出来なかったが、その数年後、ゼンオウが暗黒の北斗として覇道に進んでいることが発覚。悩んだ末、北斗の密盟に従って共にケンシロウを倒し、その後にゼンオウと雌雄を決する事を決意。自ら魔道に落ち、魔道琉拳と名乗り、ケンシロウを誘き出すためにリンを拐った。その後、訪れたケンシロウとの闘いに臨むも敗北。しかし止めは刺されず、北斗無明拳を倒せるのは北斗神拳を置いて他に無い事を確信した。

ガイ
ホシムの家臣。
ホシムの城内でケンシロウの行く手を阻む。死ぬ間際に、ホシムが魔界に落ちた際の出来事を話し、二人が闘いを避けてくれる事を願いながら死亡。

修羅
修羅の国に上陸したケンシロウに襲い掛かってくる。
一度だけ戦闘がある。

琉拳陸戦隊
黒夜叉の洞窟へ向かう道中で襲い掛かってくる。
計二回戦闘がある。


 
北斗の隠れ里
レイカ
ホシムの許婚。北斗宗家の村の長老の娘。
ホシムがいつか魔闘気を打ち破り、帰って来る事を信じていたが、黒夜叉までをも手にかけたことで絶望。ケンシロウにホシムの抹殺を依頼した。だがケンシロウとの闘いの後、ホシムが既に正気に戻っていた事を知り、その側に駆け寄った。

長老(北斗宗家の村)
北斗宗家の村の長老。レイカの父親。
ホシムが魔界に入ったことや、黒夜叉がケンシロウを待っていることなどを教えてくれる。

北斗宗家の村の人々
北斗の隠れ里である村で暮らす人々。
かつてここで北斗三兄弟や、ホシムとゼンオウの兄弟が育ったことを教えてくれる。


 
その他
ジュウケイ
北斗琉拳の先代伝承者。沼にいる。
千数百年前の北斗の密盟について語り、北斗無明拳と北斗琉拳の二つを相手にする事もまた北斗神拳伝承者の宿命であると告げる。

黒夜叉
北斗永遠の従者。北斗の隠れ里の東の洞窟で修行を続けている。
訪れたケンシロウとの久しぶりの再会に喜ぶが、直後にホシムの魔闘気に襲われ、致命傷に。死ぬ間際に、ホシムの兄のゼンオウが北斗無明拳の伝承者と成った事を明かし、その皮肉な運命を呪いながら絶命した。

修羅の国の人々
修羅の国で暮らす人々。帝都から運ばれてきたリンを、琉拳の部隊が奪い去った事を教えてくれる。



●第五章

 新南斗五車星
雲のウジョー
新五車星の一人。
居城で待機していたが、縛られる事を嫌い、打倒ゼンオウへと出発したケンシロウの後を追跡。ケンシロウと拳を交えることで、その強さを体感し、共にゼンオウの元へと向かった。だがその後、ケンシロウがゼンオウに敗北したため、ケンたちを逃がすための時間を稼ぐことを決意。善戦の末、最後は相討ちを狙って敗北したが、ケンシロウ達を逃がすことには成功した。

山のシェルガ
新五車星の一人。孤児たちの親代わりとなり、共に暮らしている。
ルイを暗黒の北斗の手から守るため、死兆一族と名乗り、ルイを拉致。それを追ってきたケンシロウと正体を隠して戦い、自らの身体を持ってケンシロウの強さを確かめた。その後、城に襲撃してきたゼンオウに立ち向かうが、手も足も出ず完敗。

炎のガッシュ
新南斗五車星の一人。
ルイを暗黒の北斗の手から守るため、死兆一族と名乗り、ルイを拉致。居城にてルイをかくまった。だがその後、ゼンオウに城を襲撃され、他の面々と共に敗北。

風のダン
新南斗五車星の一人。
ルイを暗黒の北斗の手から守るため、死兆一族と名乗り、ルイを拉致。居城にてルイをかくまった。だがその後、ゼンオウに襲撃され、他の面々と共に敗北。

海のリハク
新五車星の一人。軍師。
暗黒の北斗に狙われるルイを救うため、死兆一族と名乗のり、ルイを連れてくるよう指示。居城にてルイをかくまいながら、訪れたケンシロウと数年ぶりの再会を果たし、ゼンオウが人々の心を洗う天帝の光を抹殺せんとしていることを語った。その後、ゼンオウの襲撃を受け、ルイとリンを守れなかったことを詫びながら絶命。


 天帝
ルイ
天帝。リンの双子の姉。
暗黒の北斗に狙われていたが、それを危惧した死兆一族(新南斗五車星)によって連れ拐われ、捕らわれたと装いながらリンの到着を待ち続けていた。だがその後、襲来したゼンオウに捕えられ、リンと共にゼンオウの城へと連れてゆかれることに。服従を拒んだため、処刑されそうになるが、その天帝の光でゼンオウから野望を捨てさせた。後にケンシロウの手によって救出された。。

ルイに仕える者たち
ルイに仕える者たち。
死兆一族によってルイが拐われ、西の城に運ばれたと伝えた。


 その他
仮面の将
北斗無明拳の国へと続く扉の前で、ケンシロウを待ち構えていた男。闘いの中で仮面が割れ、その正体がトキであることが明らかになった。

ラオウ
北斗の長兄。最強の男とならんがために、全てのものを捨て、非情の掟を自ら課した激情の男。魂が生まれ変わり、ゼンオウに受け継がれた。故人。

シェルガの子供達
シェルガに育てられている孤児達。
ケンに敗北したシェルガを庇わんと、その前に立ち塞がった。

怯える老人
野盗達とゼンオウの戦いを目撃してしまった老人。その圧倒的な闘気を見て、ゼンオウをラオウを勘違いした。

三人の野盗
運悪くゼンオウに襲い掛かってしまった野盗達。一瞬で葬られた。



●最終章
ゼンオウ
北斗無明拳伝承者。北斗宗家最後の末裔。ラオウの魂を受け継いだ男。
弟ホシムと共に北斗琉拳を学ぶが、ホシムが伝承者となったことに不満を抱き、修羅の国から離郷。その後、北斗無明拳の伝承者となり、圧倒的な強さを会得。暗黒の北斗としてこの世の制圧へと動き出し、天帝であるリンとルイを捕え、服従させようとした。
 竜虎の谷でケンシロウと闘い、圧勝。新南斗五車星を壊滅させ、捕えたリンとルイを処刑しようとするが、天帝の光に心洗われ、野望を消失。拳士としてケンシロウと最後の対決に臨み、七つの秘拳を得たケンシロウの前に敗北した。最期は暗黒の拳に光が戻ったことに涙しながら、天に拳を突き上げ、絶命した。

ゼンオウ親衛隊
ゼンオウの兵隊達。ゼンオウの城へと向かう道中や、城の中でケンシロウに襲い掛かってくる。計四回バトルがある。

黒王号
ラオウやケンシロウをその背に乗せる巨漢馬。
エンディングでケンシロウに駆られ、荒野を走る