1989年7月1日にセガより発売された、メガドライブ用ゲームソフト。セガマークIII版の続編にあたり、ストーリーも前作以降の物語である天帝編、修羅の国編が部隊となっている。ゲームシステムは前作と同じ横スクロールアクションだが、ステージ間にはマップ移動があり、ある程度ステージを自由に選べるようになっている。 システム的には前作と大差なく、プレイヤーはケンシロウとなって雑魚を倒しながらステージを進み、各面のボスを倒せばクリアとなる。ボスを倒せば奥義らしきものを使うのも前作からのパターンだが、今回は奥義名も表示されないため寂しい。 本作の特徴の一つが、メガドライブならではのキャラクターの大きさ。だがアクションにおいて自キャラの大きさは難易度に比例するため、クリアまでの道のりはかなり険しい。操作性も決していいとは言えず、また迷路ステージなどは非常に長い造りになっているため、かなりのテクニックが求められる。 要所に現れる仲間達との会話も今までにはなかった要素だが、それぞれ一言ずつしか喋らないため、原作を知らない人には理解不能。せっかく綺麗な立ち絵が用意されているのに勿体無い。 |
登場キャラクター |
<第1章 −新伝説創造−> バスク 1面の中ボス。 華山獄握爪をしてくる。 ゲイラ 1面の中ボス。 臭気を吐きながら催眠術の球をとばして攻撃して来る。 ソリア 1面のボス。 闘気の弾を飛ばしたり、闘気の刃で連続突きなどをしてくる。 倒すと「この命をファルコにささげたのだ」と告げ、紫色に光って爆ぜる。 帝都兵 1面の雑魚。 斧や剣、槍などで攻撃してくる。 バット あんたにリンに会わせたかったと言う。 リン 世界を救ってほしいとケンシロウに頼む。 アイン 俺も男になりたくなったと語る。 マミヤ 静かなる村にいる。 帝都が動き出したことをケンシロウに伝える。 ハーン兄弟 反逆者収容所の最深部でコンクリ詰めにされている。 ケンの七つの傷を見て驚く。 |
<第2章 −黄金の刺客−> シーノ 2面の中ボス。 徒手で挑んでくる。戦闘中に左右から矢が飛んでくる。 ファルコ 2面のボス。 白華弾、衝の輪、闘気を纏った拳で攻撃して来る。 とどめは刺されない。 帝都兵 2面の雑魚。 一面の武器に加え、投げナイフ、バイクなどで攻撃してくる。 アスカ アインの娘。父の仇をうってほしいとケンに頼む。 ルイ 中央帝都の最深部に捕らわれている。リンだけがさらわれたことを嘆く。 |
<第3章 −地獄の修羅−> 赤シャチ 3面の中ボス。モリで殴ってきたり、鍵爪を飛ばしてきたりする。 倒すと、ケンシロウに全てを賭けるといって海を渡してくれる。 アルフ 3面の中ボス。 マントを突くと幻覚でアルフが二人に分裂するという誘闘赤円舞を使う。 ハン 3面のボス。 地面を走る火柱(白羅滅精?)で攻撃して来る。 倒すと、これから先は地獄だとケンに告げてくる。 修羅 3面の雑魚。 赤シャチの船に乗り込んできた奴や、砂蜘蛛、殺、斬などが登場。 ファルコ 平原にいる。義足がとれたボロボロの状態で登場。 リンを救えなかったことをわびる。 レイア 西の村にいる。シャチがハンのもとに向かったことを教えてくれる。 |
<第4章 −羅将の宿命−> ヒョウ 4面の中ボス。第二の羅将。 暗琉天破、万手魔音拳を使ってくる。倒すと記憶が戻る。 カイオウ ラスボス。 事前にとある村に現れ、封印をとかないと倒せない事を告げてくる。 闘気を手足に纏っての攻撃や、凄妙弾烈、暗琉天破などで攻撃してくる。倒すと闘気で足元を破壊して溶岩を噴き出させ、固まる。 修羅 4面の雑魚。 3面の修羅の加え、シエ、ブロン、カイオウ滅殺隊、火炎放射隊などが登場。 シャチ ナガトの村にいる。 泰聖殿に北斗の封印をとく秘密があることをおしえてくれる。 レイア 北の村にて再登場。 女人像 中に北斗の秘拳が記された聖塔を隠す像。 ケンに封印をとくよう告げる。 |