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北斗の拳 凄絶十番勝負




1989年12月22日に東映動画より発売された、ゲームボーイ用ソフト。プレイヤーはケンシロウ、ハート、シン、サウザー、ジャギ、ウイグル、ラオウ、ファルコ、ハン、ヒョウ、カイオウの11人の中から使用キャラクターを選び、残る10人を順番に撃破してクリアを目指す。対戦プレイも可能。
 
AボタンとBボタンで攻撃。中にはAボタンを押し続けてゲージ溜め、オーラや真空波を発射する事ができるキャラクターもいる。
ガードは存在せず、またハートとウイグルはジャンプ、しゃがみが出来ず、シン、ジャギ、サウザーは、Bボタンによる攻撃(キック)が出せない。ボタンの連打で百裂拳のような連打技も可能。
攻撃判定が厳しく、特にジャンプ攻撃がなかなか当たらない。逆に宙にいるキャラクターを叩き落すのは至極簡単なので、大概は地にいる者の方が打ち勝つ。結果、勝利を目指すには飛び道具に頼りがちになってしまう。
 
バトル後にE・Pというポイントを獲得する事ができ、ある程度溜めれば
キャラクターがレベルアップする。成長したキャラはパスワードで保存する事ができ、育てたキャラクター同士での対戦も可能となっている。




キャラクター



ケンシロウ
2000年の歴史を持つ一子相伝の暗殺拳「北斗神拳」の伝承者。数々の奥義を極め、何者にも敗れることのない絶対の力を持つ不死身の男。弱者からは世紀末の救世主と称えられるが、悪党からは死神と恐れられている。胸に北斗七星に似た七つの傷を持つ。
Aボタン:パンチorオーラ   Bボタン:キック


ハート
ゴムの様な厚い脂肪に覆われた大男。その巨体から繰り出す体当たりはいかなる者も跳ね飛ばしてしまう。
Aボタン:パンチ   Bボタン:体当り


シン
北斗神拳とは全く正反対の、外部からの破壊を極意とする「南斗聖拳」の伝承者。鋭い手刀から繰り出される真空波は、離れた所にいる相手を切り裂くと言われている。
Aボタン:手刀or真空波   Bボタン:不使用


ジャギ
ケンシロウとは義理の3番目の兄。性格は粗暴で拳の使い手としてもはるかに及ばないのだが、弟のケンシロウが自分を越えて「北斗神拳」を伝承したことを誰よりも恨みに思っている。
Aボタン:パンチor含み針   Bボタン:不使用


ウイグル
鬼の哭く街カサンドラの番人、ラオウ直属の部下。ハートを上回る巨体ながらも、その動きは機敏である。鞭の使い手としても達人の域であるが、太古モンゴルより伝わる必殺技「蒙古覇極道」は恐るべき威力である。
Aボタン:ムチ   Bボタン:体当り


サウザー
南斗聖拳108派の頂点に立つ、南斗鳳凰拳の伝承者。南斗の帝王、聖帝サウザーとも呼ばれている。シンと同様、手刀と真空波で攻撃してくるがその威力は彼をはるかに凌いでいる。
Aボタン:手刀or真空波   Bボタン:不使用


ラオウ
世紀末覇者「拳王」と呼ばれるケンシロウの義理の長兄。相手に触れずとも、「闘気(オーラ)」だけで敵を倒すほどの力を持っている。南斗や北斗の枠にとらわれず、世紀末の世に覇権をもとめんとする野望を抱く、神をも恐れぬ男である。
Aボタン:パンチorオーラ   Bボタン:キック


ファルコ
「帝都の若き猛将軍・金色のファルコ」の異名をとる、元斗皇拳の伝承者。元斗皇拳は己の闘気をもって相手の肉体を滅殺する事に極意があり、その道を極めし者の手には闘気の光が宿ると言われている。
Aボタン:パンチorオーラ   Bボタン:キック


ハン
修羅の国第3の羅将。北斗琉拳の伝承者。生命に関わる様な極限の掛け引きを好み、野心のない者は生きている価値はないという持論を持つ。無敵無類の拳は、あまりの素早さゆえ「疾風」と呼ばれ、その影すら見た者はいないと言われている。
Aボタン:パンチorオーラ   Bボタン:キック


ヒョウ
修羅の国第2の羅将。北斗琉拳の伝承者。ケンシロウの実の兄であるが、その記憶をカイオウによって封じ込められ、北斗琉拳の伝承者として敵対する。
Aボタン:パンチorオーラ   Bボタン:キック


カイオウ
修羅の国第1の羅将。北斗琉拳の伝承者。ラオウの実の兄である彼は、北斗琉拳を極めその強力な「魔闘気」をもって、ケンシロウの命を狙う。世紀末魔王、もしくは魔人カイオウの異名を持つ。
Aボタン:パンチorオーラ   Bボタン:キック