ジュウザの奥義数は七つ。サウザーと五分で、他の六聖拳よりは上というこの扱いはまあ妥当といったところか。この人の強さは技の数とかじゃないような気もするけど。 全体的な性能は結構良いほうだとは思うが、個人的には不満足。もう少し我流ならではのトリッキーな技を多くして欲しかった。ていうか名前に「風」のつく技多すぎだろ。7つ中4つやぞ。雲ですら3つやのに。本当は風の称号が良かったのか? |
無頼逸歩拳 | ||
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前方の相手を空中へと打ち上げ、衝撃波を伴う突きで吹き飛ばす |
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強烈な右アッパーで敵を打ち上げ、続けざまに左のストレートパンチで吹っ飛ばすという技。トキ外伝の対ジード戦で見せた攻撃に似ているが、まあ気のせいだろう。 初期技にしてはかなり範囲が広い有能技。通常攻撃の範囲が狭い彼だけに結構お世話になる。 |
迅雷風 | ||
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蹴りと突きの連撃で前方の相手を攻撃する |
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左拳、右中段蹴り、左掌打、左背面蹴りを連続して繰り出す技。最後の背面蹴りは、拳王様へのファーストアタックに繰り出した蹴りと少し似ている気がする。 初期技の無頼逸歩拳と性能が似通っているため、あまり闘いのバリエーションは広がらない感じ。威力、範囲も微妙だし、次の風雲夢幻脚を早く覚えて使っていきたいところ。 |
風雲夢幻脚 | ||
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両手を地面に突き、両足で無数の蹴りを放つ連打攻撃 |
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逆立ち状態から円を描くような器用な連続蹴りを繰り出し、周囲の敵をその回転の中に巻き込んでいくという荒業。ゲルガにやった腕ねじりん棒の足技版といったところか。 威力がかなり高めなので、序盤のボス戦では大変お世話になる。範囲も撃壁背水掌より広いため、複数の敵将を相手にする場合は後半でも十分戦力になる。おまけにコンボ数まで稼げちゃう優れモノ。ジュウザにはこういうトリッキーで強い技をもっと入れてほしかったネエ。 |
風来疾駆掌 | ||
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闘気をまとった体当たりで前方へ突進し衝撃波を放つ |
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闘気が尾を引くような体当たりをかまし、暫く突進した後にその闘気を右掌から撃ち放つという奥義。 見た目もショボいが、技の性能の方もこれまたひどく、威力は低いわ敵は巻き込んでくれないわで全く使いどころが見えない。つーかなんでジュウザにタックルをさせた。原作でもやってないのに。 |
千風雲海 | ||
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空中へ飛び上がり、回転しながら着地して衝撃とともに地割れを発生させる |
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真上へと跳躍し、回転を加えながら着地することで地面にもその衝撃を伝え、旋を描くように地割れを起こすという奥義。 ジュウザの技の中でもピカイチのかっこよさで、範囲の方も表よりも可也広く、雑魚殲滅技の主力として使っていける。次の凌雲烈砕破のほうが性能はいいかもしれないが、見た目重視なら私は絶対こっちだ。 ただ、技名に他の五車の称号がいろいろ入ってるのが若干気になる。 |
凌雲烈砕破 | ||
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空中へと飛び上がり、地上に向けて闘気の刃を放つ |
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前方に跳躍し、敵の頭上を飛び越えながら、下方に向けて十字型の闘気の刃を放つという奥義。おそらく拳王様&黒王を飛び越えながら兜を割ったアレをモチーフにしていると思われる。浅くない、浅くないよ。 範囲、威力共に申し分ないが、カメラアングル的に雑魚殲滅の様子が確認できず、また十字型の闘気という南斗聖拳っぽい技であるが故の違和感も手伝って、個人的にはあまり好きな技ではない。元ネタのほうは好きだけど。 |
撃壁背水掌 | ||
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前方の相手に強烈な撃掌を放つ |
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相手の腹部に叩き込まれる背水の双掌。ほぼ原作ままの出来。押しも押されもせぬジュウザの最強技。 流石に拳王様を焦らせた技だけあって威力は折り紙つき。ただガード不能という謳い文句は完全なる嘘なので、ちゃんとカウンターを狙って出すべし。あと、思ったよりも範囲は広いので、撃壁背水掌好きの方は雑魚戦でもどうぞ使ってもらって構いません。 |