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真・北斗無双




幻闘編 シャチの章


第一話 修羅の巣
クエストランク:
敵キャラ: 修羅×3 名も無き修羅(BOSS)
味方キャラ: -

【ストーリー】
修羅の国に取り残されたシャチは、愛するレイアを守るため北斗琉拳を学び、そしていずれ海を渡りくるという救世主の到来を待ち続けていた。だがいくら待っても救世主が現れない事に業を煮やすシャチは、自分の拳でこの国を変えることを決意し、単身修羅の巣窟へと飛び込む。そんな彼の前に、かつて父・赤鯱を襲った若き修羅が現れた。父の仇とばかりに修羅を倒し、止めを刺そうとするシャチであったが、それを止めたのは師・ジュウケイであった。修羅に破孔をつき、記憶を奪った後、ジュウケイは言った。感情に走ればいずれ魔道に落ちる。魔道で魔道を拭えば、この国の闇を深めるのみだと。


第二話 愛は異端
クエストランク: ★★
敵キャラ: 修羅×2 ハン(BOSS)
味方キャラ: -

【ストーリー】
修羅の国の荒廃は進んだ。だがシャチにできるのは、海の向こうのラオウに届かぬ声を送り続けることだけであった。そんな中、レイアの私塾に修羅が向かっているとの報せがシャチのもとに届く。レイアや子供たちを逃がし、単身立ち向かうシャチ。だが彼らの首領であるハンの力は、明らかに他の修羅とは格が違っていた。拳の影すら見ることが出来ず、体をふっとばされるシャチ。動けなくなったシャチに向かい、ハンは語りかけた。お前ではラオウを導くことは出来ない。ただ救世主を待ちつづける。それがお前の限界。忍従に甘んじ己の意思なき者などラオウは救いはしない―――と。その言葉を切欠に、シャチは生まれ変わる事を決意する。


第三話 神こそ僕
クエストランク: ★★★
敵キャラ: 修羅×2 修羅(BOSS)
味方キャラ: -

【ストーリー】
ある日を境にシャチはレイアの前から姿を消した。いつか帰ってくると信じ、シャチを待ち続けるレイアであったが、それは最悪の形となって実現した。帰ってきたシャチは、修羅を喰らう「羅刹」として生まれ変わっていた。修羅の軍団を残忍に全滅させ、高笑いを上げるシャチ。そこにもうかつてのシャチは居ないことを悟ったレイアは、己がシャチを愛していたことを告げ、その場を後にする。その背を見ながら、シャチは頷いた。俺はラオウを導くため、この拳と共に人であることを捨てた。だからこれでいいのだと。


第四話 羅刹の腕前
クエストランク: ★★★★
敵キャラ: ソリア、指揮官×2 ファルコ(BOSS)
味方キャラ: ハン

【ストーリー】
ラオウを導くため、海を渡ることを決意したシャチは、修羅の軍勢が船に乗り込み渡航の準備をしている現場に遭遇する。それは、あの羅将ハンの船であった。紛れて乗船することに成功し、うまく大陸へと上陸するシャチ。だが一連の行動は全てハンに筒抜けであり、そんなシャチに対し、ハンは天帝軍との戦に同行するよう命じるのだった。倒したファルコから、この国に救世主伝説があることを確認し、ラオウ捜索へと旅立つシャチ。だがハンは、その後のファルコの口ぶりから、ラオウが既に死んでいることを知る。しかしそれは大きな問題ではなかった。シャチが導く男が、ラオウ以上に面白い男であることを、ハンは確信していたのだった。


第五話 若き戦士たち
クエストランク: ★★★★★
敵キャラ: 自警団、バット(BOSS)
味方キャラ: -

【ストーリー】
各地を転々とするシャチは、北斗の軍を名乗る者達の情報を得る。ラオウに繋がる者がいるかもしれないとの期待を抱え、戦地へと赴くシャチであったが、実際は素人の寄せ集めの軍団であり、リーダーも北斗神拳の使い手ではなかった。おまえは救世主に憧れるただの男だ。そう告げるシャチに対し、バットは答えた。救世主に頼るのは容易い。だが俺は自分の力で戦う事を決めたのだと。


第六話 静寂の拳士
クエストランク: ★★★★★
敵キャラ: 自警団×2 ケンシロウ(BOSS)
味方キャラ: -

【ストーリー】
ラオウを求め歩き続けるシャチを、一人の男が呼び止めてきた。この先の村には野盗を一撃で倒す男が女と暮らしている。挑めば死あるのみだと。その名も姿も知らぬ男に何故か強く惹かれるシャチは、忠告を無視して村へと訪れ、その男―――、ケンシロウに戦いを挑む。一度は勝利したかに思えたシャチであったが、次の瞬間、その体は目にも止まらぬ剛拳にふっとばされていた。だがケンシロウは、シャチに止めをささなかった。お前の目には女が見える。人の心を捨てたと想っていた自分に、まだレイアへの愛が残っていた事を教えられたシャチは、修羅の国へ戻ることを決める。修羅達との戦いの中に身を置き、その心を完全に羅刹と化すために。だがシャチは、求め続けた愛ゆえに、魔に心狂わせることなくその生を終えることになるのだった。