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真・北斗無双




幻闘編 リンの章


第一話 天帝軍撃退
クエストランク:
敵キャラ: アイン、指揮官×2 指揮官(BOSS)
味方キャラ: バット、民×2

【ストーリー】
自分たちにもっと力があったら・・・。かつてバットとリンは、己達のために戦い、傷つくケンシロウ達の姿を目にし、そう口にした。そして今、二人は立派な戦士へと成長し、圧政を敷く天帝軍を相手にレジスタンスとして活動していた。その日も村人達を救うため、覆面をかぶって天帝軍に戦いを挑んだ二人は、賞金稼ぎであるアインをも退け、敵の指揮官を討つ事に成功。アジトへと戻り、リハクに戦禍を報告した二人は、改めてケンの志を継ぎ、戦いに身を投じていく事を決意するのであった。


第二話 天帝の刺客
クエストランク: ★★
敵キャラ: ジャスク(BOSS)
味方キャラ: -

【ストーリー】
バットらの活躍は、天帝軍の幹部であるジャスク・シーノのもとへ届いていた。その反乱軍の中に天帝ルイに似た女がいるとの噂を聞いたジャスクは、それがかつてファルコが隠した双子の天帝の片割れであることを察する。当時、そのファルコの行動に気付いたジャコウは、数年後にその赤子の行方を探し出し、ジャスクとシーノを村へと差し向けたが、変な二人組に邪魔された事があった。今がそのリベンジの機会だと、二人はリンは捕らえることで、更なるファルコの弱みを握ろうとするのだった。そんな天帝軍の幹部が進軍したとの知らせを受け、バットは主力を引き連れて出撃。リンも同行を希望するが、その身を案じるバットから、アジトでの待機を命じられるのだった。だがそれは敵の罠であった。シーノの軍団がバットらをひきつけている間に、ジャスク率いる別働隊がアジトを急襲。なんとかこれを撃退したものの、ジャスクの死んだフリにひっかかったリンは、気絶させられ、帝都へと連れ浚われてしまうのだった。


第三話 決死の退却
クエストランク: ★★★
敵キャラ: ジャスク、シーノ、指揮官、ソリア(BOSS)
味方キャラ: バット

【ストーリー】
リンが目を覚ましたのは、帝都の牢の中であった。だが救出に訪れたバットの手によってすぐに解放されたリンは、追っ手たちを蹴散らしながらの大逃亡劇を開始する。ジャスク、シーノ、そしてソリアまでをも押し返し、出口へ後一歩まで迫ったリン達であったが、その背後には大軍が迫っていた。リンを先に逃がし、一人で大軍を迎え撃とうとするバット。だがリンは頑なに逃げようとはしなかった。そのやり取りを見てジャスクはバットに言った。女が逃げないのはお前のせいだ。女一人も逃がせない男なんて信用できねえからだ、と。二人に向け、一斉に飛び掛る正規兵。その攻撃からリンを護らんと、前に飛び出すバット。その瞬間、雷鳴が轟き、天が二つに割れた。光に視界を奪われたジャスクが、再び目を開いたとき、二人の姿は跡形も無く消えていたのだった。


第四話 追い立てられて
クエストランク: ★★★★
敵キャラ: 指揮官、ジャギ(BOSS)
味方キャラ: ジャギ、女性×2

【ストーリー】
リンが目を覚ましたのは、大きな広間の中であった。数多くの女が集められたその部屋で状況を理解できずにいる中、突如仮面を被った男が乱入し、一人の女を捜し始める。その男―――ジャギの口から飛び出した者の名にリンは反応した。ユダ。それは数年前にレイに破れ、死んだはずの男であった。ジャギに言われるがままに外へと連れ出され、ユダの街から逃げ出そうとする女たち。弱気になる女たちを励ましながら、果敢に敵に立ちむかうリンであったが、ジャギはその言葉の節々にケンシロウと同じ匂いを感じていた。気に入らないと襲い掛かってきたジャギを退け、逃亡しようとするリン。だがその前にユダが立ちはだかり、更に追ってきたジャギによって捕らわれてしまう。結局ジャギとユダの間に交わされた取引によってリンを含む女たちは、皆あの広間へと戻されてしまうのだった。そして、更にそこに加えられた一人の女を見て、リンは驚愕した。それは肩にUDの烙印を押されたマミヤの姿であった。


第五話 数多の出会い
クエストランク: ★★★★
敵キャラ: ユダ(BOSS)
味方キャラ: バット、アミヤ、ジュウザ、レイ、女性

【ストーリー】
思わぬ形でマミヤとの再会を果たしたリン。だがこの時のマミヤは、両親を殺され、捕らわれの身となったことで、愛を失いかけていた。その時、突如爆発音が起こり、広間にバットが現れた。再会の感動に浸る間もなく、共に現れたジュウザの力を借り、城からの脱出を図る二人は、ユダを撃破し、見事女たちの解放に成功するのだった。アイリを探しに来たレイや、捕らわれていたマミヤの姿を見て、改めてここが過去であることを確信するリンとバット。そんなマミヤの背を追い、リンは言った。あなたを愛する人は必ずいる。この近くに―――。無論、その言葉の意味をマミヤは理解することはできなかった。


第六話 奇跡の村
クエストランク: ★★★★
敵キャラ: 木人形狩り隊×2 アミバ(BOSS)
味方キャラ: バット

【ストーリー】
約束通りトヨの村へと戻ってきたバット達。再びトヨやタキに出会えた事に喜びを感じながらも、バットはこの先に起こる不幸な未来を知っていた。あの時の悲しみを繰り返さぬためにも、バットは目の前の大切な人は必ず自分の手で守る事を誓うのだった。その翌朝、タキが高熱を出した事を受け、二人はトキを訪ね奇跡の村へと訪れる。だがそこにいたのは、人々を木人形と呼び実験台にする偽者のトキ―――、アミバであった。その後、アミバを撃退し、本物のトキから受け取った薬でタキは回復。その翌日、バットは、幼き自分から旅に連れて行って欲しいと頼まれる。バットはこの出来事も知っていた。そしてその後、自分が未来の自分に憧れ、村を飛び出すことも。だがトヨは、飛び出した息子の事を何も心配していなかった。それは、今目の前にいる青年が、成長したバットであることを知っていたからであった。村の子供たちが未来でも逞しく生きている事を知り、安堵したトヨは、バットとリンを笑顔で送り出すのであった。


第七話 蘇る悪夢
クエストランク: ★★★★
敵キャラ: ジャスク、シーノ、指揮官、ファルコ(BOSS)
味方キャラ: バット、リン(少女)

【ストーリー】
旅を続けるリンとバットは、とある村から火の手があがるのを目撃する。駆けつけたその場にいたのは、幼き頃のリンであった。パパとママを助けて!そう懇願するリンの願いを受け、街を襲う野盗に戦いを挑むバット達。その相手は、ジャスクとシーノ率いる天帝軍であった。彼らは天帝の片割れであるリンを狙い村を襲ったのである。そしてその場には、リンの身を案じて駆けつけたファルコの姿もあった。なんとかリンを守りきり、彼女の家へとたどり着いたバット達であったが、そこには既に息絶えようとしている両親の姿があった。翌朝、二人を埋葬したバット達は、自分たちが戦えるのも全てリンのおかげであることを墓前に報告し、この時代のリンを必ず守ることを誓うのであった。


第八話 拳王の影
クエストランク: ★★★★★
敵キャラ: リュウガ(BOSS)
味方キャラ: バット

【ストーリー】
高熱にうなされる幼きリンの身を案じるバット達は、トキを頼り、再び奇跡の村へ。だがその処置中、拳王軍が村を襲撃する。このままではトキがカサンドラに収監され、病のリンが死んでしまうかもしれない。そう考えたバット達は、敵将のリュウガを退け、なんとか拳王軍を追い返すことに成功する。だが、リンの容態は一向に良くなる事は無かった。両親を失ったショックにより、彼女の体は生きる意思を失ってしまっていたのだった。このまま幼いリンが死ねば、未来からきたリンも消えてしまうかもしれない。そんな悪い想像を払拭するかのように、バットはリンを励ますのだった。


第九話 無謀なる挑戦
クエストランク: ★★★★★★
敵キャラ: ラオウ(BOSS)
味方キャラ: バット

【ストーリー】
トキの必死の処置も空しく、リンの容態は悪化の一途を辿っていた。そんな中、遂にラオウ自身が軍を率いて奇跡の村に現れる。ラオウとトキを戦わせてはならない。そう思い、ラオウの前へと飛び出したバットは、自らをこう名乗った。俺はケンを継ぐ者だと。そしてバットは、共に戦うと言うリンを、もう止めようとはしなかった。全ての力をもって、ラオウへと挑みかかる二人。だがその力の差は歴然であった。だがバットは、何度吹っ飛ばされても立ち上がり、ラオウの前へと立ちはだかった。かつてケンがそうしたように。そしてラオウが止めの一撃を放とうとしたその瞬間、雷鳴がとどろき、巨大な光が落ちた。その瞬間、二人の姿は忽然と消えていたのだった。同時に、衰弱していた幼いリンの体に生気が戻り始めていた。それは彼女が、あの二人のように前に進むことを決めたからであった。
リンとバットは、永い眠りから目覚めた。互いに同じ夢を見ていた事に驚きながらも、二人はそれが夢であったようには思えなかった。俺たちはケンに魅せられている。だからいつも同じ夢をみているんだ。そう言って二人は、次の闘いへと向かう。ケンの意思を継ぐ者「北斗の軍」として・・・。