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北斗が如く




その他の流派・奥義




北斗神拳
一子相伝の暗殺拳。人間の潜在能力を100%引き出し、人体に点在する経絡秘孔を突いて一撃で相手を葬ることを極意とする。先代伝承者リュウケンラオウ、トキ、ジャギ、ケンシロウの四人を養子に向かえ、拳を伝授。最終的に末弟であるケンシロウを次期伝承者に選んだ。
作中では、それぞれジャギ、トキ、ラオウをモチーフにしたコロセウムの拳士
「地獄メット」「アッシュ」「テン」の3人も北斗神拳の奥義を使用してくる。


[トキの奥義]

●精神崩壊を止める秘孔
冥斗鬼影拳による精神崩壊を止める秘孔。ナダイの拳を受けて狂人化しつつあったジャグレを正気に戻すためにトキが突いた。場所は腹部。その様子を見たことで後にケンシロウも修得している。

●柔の拳
トキが得意とする北斗神拳の型。ラオウやケンシロウが使う激しい剛の拳とは対照的な静かな拳であり、相手の勢いを打ち消し乱れを突くことを極意とする。ラオウに対抗しうる拳としてトキがケンシロウに伝授する。

●北斗天帰掌
誤って相手の拳に倒れようとも悔いを残さず天に帰るという意味が込められた北斗神拳の構え。ケンシロウがトキに拳を教わるための戦いの前に両者がこの構えを取る。奥義名は登場しない。

●静水の回避
トキがケンシロウに伝授する奥義の一つ。相手の攻撃に合わせて跳躍で回避しつつ空中から反撃に転じる技。ラオウの激流の拳とまともにぶつかればタダでは済まないが、この戦法なら活路を見出だせるとしてケンに伝授した。

●北斗有情破顔拳
トキがケンシロウに伝授する奥義の一つ。生きる喜びを絶ち、死の快楽を与える矛盾に満ちた拳。しかしか弱き善なる者を守るために悪しき者に死を与えることがやむ得ない場合もあるとし、それを成す有情拳こそが拳士であり医師でもあるトキが出した答えであり、矜持だという。
ケンシロウが敵に使う際は原作のトキ同様、手から発した闘気で敵二人を攻撃するが、トキがケンシロウとの修行で放つ際は手を横に大きく振り、闘気の刃を飛ばすようにして放つ。

●連続秘孔
トキがケンシロウに伝授する奥義の一つ。複数の相手に連続で秘孔をついていく技法。病により日に日に衰える体力を使うことなく、かつ大勢の敵を相手にするという困難を越えるためにトキが編み出した。伝授のために行うケンシロウとの実践ではケンシロウ1人に対し連続で秘孔を突く。ケンシロウが使用する場合は、瀕死状態(死兆星点灯時)でなければならない。

●天翔百裂拳
トキがケンシロウに伝授する最後の奥義。トキの拳の全てが凝縮されているという。跳躍したケンシロウを追って自らも飛び、空中で間合いへと滑り込み連続で拳を繰り出す。全てケンシロウに捌かれるが、最後の諸手突きはQTEの成否によって結果が変わり、成功で両手を掴まれて不発。失敗でケンに命中し大ダメージを負わせる。本作でケンシロウが会得する奥義の中では最強の威力を誇る。


[ジャギの奥義]

●新胆中
相手の動きを封じる秘孔。突いた者の声がかからぬ限り二度と動くことが出来なくなる。場所は左の胸。ジャギがレイを捕えるために突いたが、後にレイは自力でこの秘孔縛を破っている。以前には「ロブ・バー」の店員に対しても使用しており、動けなくした店員をそのまま連れ去った。

●喋れなくなる秘孔
口が利けなくなる秘孔。ジャギが用意した己の影武者三人に対して使用。自分たちが偽者であることをケンシロウに伝えられないようにした。後にケンシロウによって解除されている。

●北斗羅漢撃
腕を高速で回しながら相手へと突進し、無数の突きを繰り出す技。QTEに成功すれば全てかわされるが、失敗した場合は命中する。

●北斗千手殺
跳躍して連続で突きを浴びせる技。ケンシロウとの戦闘中にジャギが使用してくる。バトル後半(ケンシロウが自由に動けるようになった後)は、アッパーでケンシロウを浮かせてそのまま空中でのコンボに繋げる形で使用してくる。

●含み針
口に含んだ針を吹き付けて視界を奪うジャギの得意技。一度目はケンの腕を掴んでおくことで見事成功させるが、二度目はQTEの成否によって結果が分かれる。

●ジャギ流南斗聖拳
ジャギが何処かから会得した南斗聖拳。手刀切りと諸手での貫手突きをミックスさせたコンボ。

●秘孔 拒節
自らに銃口を向けてしまう秘孔を突かれたジャギが、それを解除するために自らに突いた秘孔。名称は登場しない。


[ラオウの奥義]

●北斗剛掌波
掌から圧縮された闘気を撃ち出す奥義。ケンシロウとのバトル開始時のムービーで使用するが、体を逸らして回避される。通常バトル時でも使用し、かなり間合いが離れていてもヒットさせることが出来る。
かつてラオウが初めてスフィア・シティに訪れた際、この奥義で扉を破ろうとしたが、傷一つつけることもできなかった。

●天将奔烈
両掌から圧倒的な闘気の塊を放ち相手を吹き飛ばす、ラオウの無敵の拳。ケンシロウとの闘い中盤のムービーで使用し、QTEの成否によって結果が変動。ケンが勝利すると闘気で無効化され、ケン敗北時はガードを打ち破って吹き飛ばす。通常バトル時にも使用し、剛掌波より威力や角度の広い技となっているが、放つまでの時間が長くなっている。
ケンシロウも「覇道の護符」を使用したり、無想転生中にR2ボタンで使用することができる。


●無想陰殺
気配を読み、殺気との間合いを見切ることで、無意識無想に繰り出されるという必殺の拳。ケンシロウとのバトル開始時のムービーで使用するが、ガードされる。戦闘中にも使用してくる。技名は登場しない。

●記憶を消す秘孔
相手の記憶を失わせる秘孔。突かれた者は暫く呆けた状態になるが、やがて正常に戻る。スフィア・シティの秘密に関する話を聞いてしまった衛兵二人に対しラオウが使用した。





南斗聖拳
外部から敵の体を破壊する「陽」の拳。百八の流派があり、その頂点に立つ六つの拳は「南斗六聖拳」と呼ばれる。北斗神拳とは表裏一体の拳であり、常に二極一対の存在として並び称される。本作ではシン、レイ、サウザーと、それぞれをモチーフとしたコロセウムの拳士「ジュン」「ギスタ」「パープルタンク」が使用。また、南斗慈母星を持つ南斗最後の将・ユリアが、南斗聖拳の究極奥義の鍵になるとされている。


[南斗孤鷲拳/シン]
南斗六聖拳の一つ。殉星のシンが伝承する。

●南斗獄屠拳
南斗孤鷲拳の奥義。高い跳躍からの飛び蹴り。相手と交錯する際に四肢の関節を切り裂く。かつてユリアを奪うためにケンシロウに炸裂させ、その後の動けなくなったケンシロウに七つの傷を穿った。通常のバトル中にも、打点の低いこの技を使用してくる。


[南斗水鳥拳/レイ]
南斗六聖拳のひとつ。南斗聖拳の中で最も華麗な拳と言われる。伝承者はレイ。

●飛翔白麗
逆立ち状態から跳躍し、両腕の手刀を振り下ろして相手を切り裂く技。ケンシロウとの対決で金網の上から繰り出し、ケンの飛び蹴りと交錯。QTEの成否によって結果が変化し、ケン勝利時は打ち負け、ケン敗北時はケンの両肩を深く切り裂き大ダメージを与える。


[南斗鳳凰拳/サウザー]
南斗聖拳108派の中で最強を誇る拳法。帝王の拳であるが故に防御の方である「構え」を持たない、制圧前進あるのみの拳。伝承者はサウザー。南斗水鳥拳のレイを圧倒する強さを誇る。

●天翔十字鳳
南斗鳳凰拳の秘奥義。対等の敵が現れた時、虚を捨てて相手に立ち向かう、南斗鳳凰拳で唯一の「構え」を持つ。ナイトクラブにある鳳凰のオブジェから飛び立つ形で使用。QTE次第で結果が変化し、ケン勝利時は天破活殺で撃ち落される。ケン敗北時はケンの体を十字に切り裂いて大ダメージを与える。

●極星十字拳(?)
相手を十字に切り裂く技。戦闘中にサウザーが使用してくる(作中に技名は登場しない)。踏み込んで切り裂くタイプと、上空に飛び上がりながら切り裂く2種類がある。ケンシロウが体の秘密を見切ったと宣言した後のQTEに失敗すると、サウザーにこの技で反撃される。


[南斗慈母星]

●南斗聖拳の究極奥義
南斗聖拳に語り継がれる、南斗聖拳百八派の頂点とも言える究極の奥義。その威力は天をも引き裂くと云われる。体得するには南斗聖拳直系の血筋である南斗最後の将が必要とされており、ラオウはそのためにユリアを手に入れようとした。





冥斗鬼影拳
ナダイが伝承する拳法。もはや使い手は途絶えたとされていた伝説の暗殺拳。北斗神拳と同様に人間を内部から破壊する拳だが、肉体を破壊する北斗神拳に対し、冥斗鬼影拳は闘気を頭部に叩き込むことで精神を破壊することを奥義とする。

その極意は、闘気を雷に変化させ、増幅し、操ることにある。頭部に電撃を流しこまれた相手は、肉体や内臓は損傷しないが、代わりに精神を崩壊させられる。やがてその者は「鬼憑き」と呼ばれる狂人へと成り果てる。
電撃で肉体そのものを感電、損傷させる事も可能。自らに雷を流し込んで鬼が如き容姿へと変貌する秘奥義も存在する。電撃攻撃を放つ際は、人差し指と小指を立てる特殊な手型を形作り、その立てられた二本の指から雷を発生させる。

基本は突きや蹴りをバランスよく織り交ぜた正統派スタイルで、跳躍を用いない、地に足をつけた戦い方を得意とする。左手のみを突き出す独特の構えをとり、その左手一本で敵の攻撃を受けながら右手で反撃するという戦法を用いる。


●精神を破壊する技
相手の精神を破壊する技。首の裏から電に変化させた闘気を流し込むことで、肉体を傷つけること無く、精神のみを損傷させる。拳を受けた者は精神崩壊を起こし、やがて「鬼憑き」と呼ばれる狂人へと変貌。人の心を失い、全身に紋様を浮かび上がらせた化け物と化す。完全に狂人と成りきる前ならば、北斗神拳の秘孔によって回復可能。だが手遅れの場合は、一時的に正常に戻っても、命までは助けることは出来ない。
「凶王」としてエデンに侵攻したナダイが、ジャグレに対して使用。精神を崩壊させたが、後にトキの秘孔によって正常に戻された。過去にはエデンの秘密に近付こうとする者達に使用し、多くの「鬼憑き」を生成。タルーガやライラの父親もその中に含まれている。


●電撃攻撃(直線)
地面に電気を走らせ、相手を感電させる技。地を踏むと同時に足から電流を流し込み、直線状に電気を走らせる。無想転生発動中のケンシロウも使用することができる。

●電撃攻撃(全方位)
両手から放つ電撃を地面へと流し、周囲全ての者を感電させる技。4回連続で放電するため、相手はその肉体に甚大なダメージを負う。

●闘気を吸収する技
巨大な手の形を成した闘気を飛ばし、相手の闘気を掴み取る奥義。喰らった者は身に纏っていた闘気を失い、かわりにナダイの体へと吸収される。

●鬼化
雷の力を借りて自らを「鬼」と化し、肉体を強化する秘奥義。両手の指を首にあて、そこから雷を流し込むことで肉体が変異。全身が発光し、「鬼憑き」と同じような紋様が浮かび上がり、頭部には輝く二本の角が現れる。




その他の流派・奥義

●羅漢仁王拳
五千年の歴史を持つ古代インド拳法の殺人拳。エデンの囚人であるデビルリバースが使用する。


●風殺金鋼拳
羅漢仁王拳の奥義の一つ。両手を突き出して凄まじい突風を起こし、敵を吹き飛ばす。囚人闘技でのケンシロウ戦でデビルリバースが繰り出す。

●蒙古覇極道
膨張させた右肩で、一弾となった全身のパワーを相手に叩きつけるタックル。ケンシロウとの戦いでウイグルが繰り出す。ムービー中に使用する際はQTEにより結果が変化し、ケン勝利時は受け止められて北斗鋼裂把で肩をつぶされる。ケン失敗時は背後の棘壁ごとケンシロウをふっとばす。通常バトル時はケンシロウが逃げても軌道を変化させて追い掛け回してくる。

●古牧流古武術
サイドミッション「達人からの挑戦状」に登場するコマキが伝承する古武術。戦国期より伝わるものを現代風にアレンジして発展させている。ケンシロウの北斗神拳との腕比べの末に敗れる。歴代の「龍が如く」シリーズに登場する武術。

●亜門流暗殺術
サイドミッション「暗殺者からの挑戦状」に登場するアモンが使う暗殺術。はるか昔より亜門一族に受け継がれてきた暗殺術で、最強の名に強いこだわりをもっており、勝つためならどんな手段をも厭わない。本作では巨大化したり、無想転生のように強敵達の技を繰り出したりする。最強の暗殺拳といわれる北斗神拳とどちらが上かを決めるため、荒野へと呼び出して対決し、敗北する。歴代の「龍が如く」シリーズに登場する武術。