●主な登場人物![]() かつて自動車産業で栄えた街に住む少女。両親は食料を求めて一年前に村を出たまま 行方知れずとなったため、今は祖父と二人で暮らしている。リンゴが好き。 チンピラに絡まれそうになったところをケンシロウに救われ、その後に倒れたケンシロウを家へと運び、水を与えた。その後、ケンが「ユリア」なる女性を探している事を聞き、以前村に立ち寄った一団の中に同じ名前の女性がいたとの情報を提供。彼女が深手を負っていた事、そして彼らが遥か北にある「奇跡の街」へ向かった事を話した。 ![]() ルカの祖父。行方不明となった両親に代わり、ルカを育てている。おそらく白内障により右目は見えていないと思われる。 ルカと共に、命の恩人であるケンシロウを救助し、彼の探す「ユリア」と思わしき女性の情報を提供。更にはケンシロウが悪党を倒した拳が、伝説の暗殺拳 北斗神拳であることを見抜き、生きている間に目にすることが出来たことに感動を覚えた。 ![]() エデンの治安を守るために作られた組織。防壁や街の警備を行い、犯罪者の取締りなどを行っている。警備はケンシロウが手を焼くほどに厳重だが、個々の戦力は弱い。隊長はジャグレ。副隊長はイスカ。その他の隊員は白のターバンと白の衣装で統一されており、背中にはエデンの紋章が描かれている。主な武器は槍やボウガン。ジャグレの父親であるラジャが初代隊長を務めた。 ![]() 物々交換を生業とする商人。エデンに入れず外で商売を行っていた時にケンシロウと遭遇。「ボウガン」や「犬の餌」を必要とするケンシロウに物々交換を持ちかけ、かき集めてきた物品とそれらをトレードした。その後、ケンが手に入れたエデンの通行許可証を見て、それが偽物であることを教えた。 後にカサンドラが開放された事を知り、そこで商売を始める事に。向かう途中に野盗に襲われ、捕らわれの身となるが、偶然再会したケンシロウによって救出された。 原作「北斗の拳」に登場するユウの父親(アミバに激振孔を突かれて死亡する男)と同一人物であると思われる。 ![]() 悪漢にイディアルの入った小袋を奪われた老婆。ケンシロウのおかげで無事取り戻すことができ、後日そのお礼として自宅の使っていない部屋をケンシロウの住処として貸し与えた。後にその部屋がナダイの詰め所として使われていた部屋である事を明かす。 ![]() エデンで「護符屋」を営む老人。全ての人が持つ「宿星(宿命を表す星)」を見通せる力を持ち、その者の少し未来を予知できたり、その宿星の力の顕現できる「宿星護符」を作ることができる。 強盗を追うケンシロウの前に現れ、奴らを追うよりもカジノへ行けと進言。結果的にそれがケンを良き方向に導くことになり、己が未来を見通せたのは「宿星」を見る力のおかげであり、自身とユリアの二人の宿星を持つケンに興味を惹かれた事を告白。これから出会う人々の想いをすくうことがケンシロウの宿命だと告げた。その後も度々ケンシロウの行く手に現れては、直後に起こる出来事を暗示する。 初回はユリアの宿星を使える「慈母星の護符」を作成してくれる。以降は素材やイディアルを支払うことで護符の精製や強化を行ってくれる。 ![]() カジノの支配人を任されている男。強盗を追って店にきたケンシロウに、既に出て行ったと返答。その後、キサナからの指示だとしてケンに50チップを渡し、店で遊んでいくよう勧めた。 後にジャギが来店した際には、その横暴な振るまいを見てケンシロウではないと看破。名を問われた際には「エデンの救世主・ケンシロウ様」と答えるなどして気を損ねることなく、上手く退店させた。 ![]() ジャンク屋「Iron Hammer」の店主。ガラクタが如き様々なものを取り扱っている。顔馴染みであるバットから車製作の協力を仰がれ、バーのマスターが動かない車を持っている情報を提供したり、必要なパーツを格安で売るなどして力になった。 今は亡き父親は、エデンの防壁機構を最初に発見し修理した人物であり、今は息子である彼がその技術を受け継いでいる。本来は夜に壁が閉じるようになっていたが、ライラから頼まれ、開閉が昼夜逆になるよう設定を変更した。その後、店に訪れた客から、夜でも壁を閉じられるか尋ねられたが、相手がナダイであることに気付かなかったため、知らないと返答している。 「バー・ラスティネイル」の常連でもあり、バーテンのケンシロウとのなじみ度が上がると、店のラインナップが増える。ナイトクラブのお気に入りの嬢をデートに誘うため、仕入れたジャンク品の中にあった香水の瓶をプレゼントするも、中身がエンジンオイルであったためフられたらしい。その失恋の悲しみを酒で癒していたところ、常連の女に声をかけられ、再び心がときめき始めているとのこと。 ![]() 「バー・ラスティネイル」のマスター。心よりバーという存在を大切に思っており、人々が日々の苦しみを吐き出して笑顔になれる、この時代になくてはならない空間だという信念のもとに仕事をしている。かつて友人のアッシュと共に今の店をオープンしたが、家族の悲劇によりアッシュが記憶喪失になってしまったため、現在は一人で切り盛りしている。 動かなくなった愛車を持て余していたところ、譲って欲しいとケンシロウ達に頼まれ、タチの悪い常連を追い払ってもらうことを条件に譲渡。その後、再び悪党に絡まれていたところをケンに助けられ、お礼がしたいと店に招くも、暴行を受けた傷が原因でカクテルを振れない体に。代わりの人材を探す中、カクテルを作るために必要な心技体を兼ね備えたケンシロウに着目し、半ば強引にスカウト。バーテンダーとしてカウンターに立ってもらい、自身はサポートにまわった。 その後、親友アッシュの為に酒を造った事で、誰かの為に酒を作る喜びを思い出し、更には骨盤強制やストレッチの甲斐あって復調したことで、現場復帰を決意。しかしそのためには、成長したケンシロウという壁を越えねばならないとしてケンとのカクテル勝負に臨んだ。結果は敗北に終わったが、誰かを笑顔にするという幸せの前では勝ち負けなど関係ないと諭され、再びカウンターに立つ…かと思われた直後に再び腰を痛め、再度休養を余儀なくされた。 ![]() エデン衛兵隊の副隊長。隊長のジャグレとは同期であり親友。殺人鬼「リッパー」に恋人のフィオを殺された事を切欠に賞金首制度を設け、エデンに蔓延る悪を排除するために活動している。 賞金首のカンダルを捕えるため、ケンシロウを一時的に「賞金首ハンター」としてスカウト。その強さに感服し、以降も新たな賞金首を現れるたびにケンシロウの協力を仰ぎ、賞金首を排除し続けた。そんな中、イスカ自らが「リッパー」だと告白したとの噂が広まるも、それはイスカに化けた「化粧師」の仕業だった事が判明。嫌疑は晴れたものの、その事が切欠となり、本当にイスカが「リッパー」の正体であることが明らかに。賞金首制度を作ったのは殺しをもみ消すため。そしてケンをハンターに誘ったのは、理想の暗殺術である北斗神拳を間近で見て会得するためであった。だが極意を掴むには直接見るより他に無いとし、正体を現してケンシロウと対決。本物には敵わず、敗北して致命の秘孔を突かれて敗北したが、最後は親友であるジャグレの銃によって止めを刺された。 かつてフィオが妊娠した際、自らがリッパーであることを彼女に告白するも、恐れるどころか共にエデンから逃げようと言われ混乱。己が正体を明かした事、彼女が自分を求める事の根底にある「愛」が理解できず、わけもわからぬまま彼女を刺殺。結果、リッパーらしからぬ醜い殺し方をしてしまったことで、唯一フィオの遺体だけは衆目に晒すことなく隠蔽した。 普段は素手で戦うが、「リッパー」となった時はナイフと脚技を用いた戦闘法を用いる。 ![]() エデンを狙う野盗達を凶王が纏め上げることで生まれた悪辣な軍団。居城を持たない流浪の集団であり、移動しては荒野に陣を張って駐留するという生活を送っている。 数年前からエデンへの侵攻を繰り返し、強固な防壁の前に阻まれてにいたが、燃料を積んだトラック2台を特攻させることにより城壁の爆破に成功。一気にエデン内へと攻め入り、暴れまわったが、タルーガがケンシロウを敗北したのを機に撤退した。以降は暫く沈黙を続けていたが、タルーガと共に数名がエデンへ潜入し、ジャギと結託してレイとアイリを人質に取るも、ナダイの冥斗鬼影拳を受けて廃人にされた。 陣にケンシロウが訪れた際には、話し合いの余地も無く一斉に襲い掛かるも敗退。その後、タルーガと共にエデンへと訪れ、扉の開いたスフィア・シティの中に突撃。入ってきたケンシロウを足止めせんと襲い掛かり、壊滅した。 ![]() 「探し物屋」の女オーナー。客から依頼があった品を探し出して届けるという商売をしている。 村を再興するための物資を求めて訪れたリンから、必要なものが揃うまで店で働かせて欲しいと言われ、店で雇うことに。精力的に働くリンの事を娘同然に愛するようになり、彼女の話し相手になってくれるケンシロウやバットの存在をありがたく思っている。かなりの酒好きであり、誕生日にはリンからの贈り物だとしてケンの働くバーに招待され、カクテルをプレゼントされた。 ![]() 診療所の看護師。リハクの後任の医師が野盗に殺され、診療を行えなくなってしまったため、アイリの目を治療したケンシロウに注目。治療も できて無法者にも殺されない人はあなたしかいないと説得し、ケンに白衣を着せることに成功した。 リハクより教わった「音楽療法」を自分なりに解釈し、診療所にクラブアレンジ風のクラシック音楽を流して効果を期待。しかしその音楽に乗って患者の治療と悪党の撃退を同時にこなすケンシロウを見て、これこそが真の音楽療法だと確信。今後もケンの治療の幅を広げるため、音楽集めに精を出すことを約束した。 ![]() 人の心を失い、目に入った人間を見境無く襲う狂人と化した者達。エデン北の岩山にある「鬼憑き村」に棲みついている。赤く輝く瞳、青白くなった肌、全身に浮かび上がる紋様が特徴。 かつてはエデン近郊で昔からある風土病にかかり人里から追放された者達だとされていた。だが後にその正体が、ナダイの「冥斗鬼影拳」を受けて精神を破壊された者達であることが発覚。拳を受けてすぐなら秘孔で元に戻せるが、時間が経った者達の救済は不可能だったため、ケンシロウの手によって全員安らかに止めを刺された。その遺体はジャグレによって村の墓地に埋葬されている。 凶王軍の中にも、緊急時に敵に嗾けるための要員として数体の鬼憑きが飼われている。 ![]() ナダイの妻。キサナの母親。衛兵隊長のラジャに撃たれて重傷を負ったため、どんな傷をも治る「奇跡の間」に入るようナダイに言われるも、エデンの掟に背くとして拒否。一旦は治療カプセルに入るも、このままでは仕掛けが作動し核ミサイルが発射されるとして治療を断念。最期は愛する人の手で逝きたいと願い、ナダイの拳をその身に受けた。 ![]() 「荒野の賢者」と呼ばれる謎の老人。一人で岩山に住んでいる。彼が凶王(ナダイ)と接触すると、その日の内に凶王軍に移動命令が下ることから、軍の行き先を決めている人物だと噂されていた。しかし実際はスフィア・シティを監視し、その様子をナダイに呼ばれて伝えに行っているだけの従者。 凶王軍の居場所を突き止めんとするケンシロウの訪問を受けるが、上記の理由ゆえに情報を持っておらず、代わりに多くの人々の声に耳を傾けるよう助言を与えた。 ![]() ナイトクラブのキャストの一人。極度の人見知りによる緊張で、いつも粗相を繰返しているドジっ娘。入って3ヵ月目だが、最近2ヵ月は売上最下位と苦しんでいる。客にからまれていた所をケンシロウによって救われ、その後黒服として働く事になったケンシロウの指導係に就任した。セクシーな女性を目指している。 かつて店のNo1だった姉が客に刺し殺される現場に遭遇。最期に姉から店と婚約者のことを任されたため、後を継いでキャストとなった。しかし姉を死に追いやった「客」を恐れ、緊張を解けずにミスを繰り返していたがケンシロウから緊張しない為のアドバイスを受けるなどして徐々にキャストのしての才能を開花させていった。 姉の婚約者だった義兄が現れ、自らに店を辞めるよう言って来た際には、己の接客によって店がエデンに必要な存在である事を証明。姉が望んでいたのは婚約者の幸せであり、その為にもナイトクラブが必要だと思っていた事を告げることで、義兄の暴走を止めた。 ![]() キサナに使える女従者2人。カテドラルの扉前にいることが多く、キサナに取り次いだり、キサナからの伝言をケンシロウに伝えたりする。最終決戦直前にはケンシロウのアジトへと赴き、最後の準備が整っているかの確認をしてくる。 ![]() ジャグレの一番弟子(舎弟)を名乗る子供。その象徴として髪型は真っ赤なモヒカンにしている。ダウンロードコンテンツやアップデートの配信で追加されるアイテムをケンシロウに渡してくれる。 |