ある夜、一軒の小屋に火矢が撃ち込まれ、刺客が突入した。だが焼け落ちた中から現れたのは、傷一つ追っていないオウガイ、そして養子であるサウザーであった。 暗殺の首謀者は、南斗牙翼拳のコウシュウなる男であった。近代化した軍隊の前には拳法など無価値。南斗の存続のためには、然るべき形で力を示す必要がある。そう考えたコウシュウは、己が南斗を掌握し、権威である鳳凰拳を抹殺することで事を成そうと考えたのであった。 ![]() 新たなる隠れ家を探すため、再び旅立つオウガイとサウザー。だがどこに行こうとも、やさしく、そして頼もしい師と一緒ならば乗り越えられる。サウザーはそう信じていた。 |
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オウガイ |
![]() 南斗の変革を目論むコウシュウ一味の夜襲を受けるも、これを撃退。同時にサウザーに南斗鳳凰拳の極意を説き、新たな住処を求めた旅立った。 |
サウザー |
![]() イチゴ味のサウザーであるため童貞の設定であり、コウノトリがどこから赤子を連れてくるのかという疑問を抱いていた。 |
コウシュウ |
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コウシュウの手下達 |
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コウノトリ |
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南斗鳳凰拳 | |
南斗聖拳最強を誇る一子相伝の拳。伝承者はオウガイで、後に養子であるサウザーに継がれることとなっている。南斗の多くの宗派が拳の切れ味、速度を極意とする中で、鳳凰拳は鍛え上げた脚力による踏み込みを極意とし、そこから放たれる拳の威力が絶大であるがゆえに無敗を誇り、一子相伝として紡がれ続けている理由となっている。 |
南斗牙翼拳 | |
南斗聖拳の一派。伝承者はコウシュウ。銃を構えるシーンしか登場しないため、どのような憲法であるかは不明。 |