蒼天の拳 リジェネシス 第1話(1) |
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2017年10月25日(水) |
よっしゃー!待ちに待ったコミックゼノン2017年12月号の発売日だー!
早速
「蒼天の拳リジェネシス」を読ん
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
読む前から新エピ連載開始と同等以上の爆弾ぶちこんでくるんじゃない!!
え・・・でもこれ・・・・
よろこんでいいやつ?やつ?
なんかもう
「蒼天の拳」「アニメ」という文字の組み合わせを見るだけでちょっと身構えてしまうくらいの心的外傷を負ってしまっているので、素直に万歳していいのかどうか瞬時に判断できなくなってしまっている・・・
旧アニメ(もう旧扱いかよ)は、確か拳志郎が太炎を倒して、そのあと玉玲の記憶が戻ったところで終わったんよね。でもそこで綺麗にまとめるために、アニメでは章烈山の存在が完全に抹消されてしまっていた。もしこの続きから始めるなら、相当に無茶な改変による辻褄合わせが必要となる。なのでこの新作アニメは、
蒼天の拳第一話から全部刷新される可能性が高いと私は思います。というかそうでなくては困る。
作画に関しては、あれ以下になるとは考えられないので、ポジティブに構えていいかな・・・。問題は声やね。そりゃ山ちゃんがベストですけど、あんまり制作費が嵩むようなら涙を呑むのもまたひとつの選択肢ではあるかな・・・
しかし・・・新エピソードが始まったり、アニメリメイクされたり
北斗の拳35周年なのに蒼天の方がお祭り状態ですね。
もうこの勢いで北斗も新作アニメ作りましょうよ。ねえ。
・・・はっ!!
完全に意識がアニメにもっていかれてた。
早くリジェネシス読まなきゃ・・・
※以下、過度のネタバレを含みます。ご注意ください。
1939年――――
第二次世界大戦直前の動乱の時代――――
今再び北斗七星は光り輝く・・・!!
簡単な舞台設定の御紹介の後、颯爽と巻頭カラーに姿を現したのは
エ・・・
エリカ!?
これエリカ嬢!?
なんていうか・・・
すんげーでかくない!?
いや、だってさ、
拳志郎と飛燕が対決したのが1937年の8月ですよ。そこから宗武が出てきて、杜天風が出てきて、ヤサカが出てきて、寧波行って、天授の儀やって、そんでまた上海に戻ってきてるんですよ。普通に考えたら1年は経過してる筈なんですよ。つまり
蒼天の拳第一部終了時点で1938年くらいの可能性が高いわけですよ。
これが第1部最終回(1938年頃)のエリカで
↓
これが第2部開始時(1939年)のエリカ・・・
↓
発育よすぎです!!
まあ・・・あれだ。成長度に関しての疑問は、北斗の時代から続く伝統でもあるので、その辺ツッコむのは無粋ですよ。だから熟練の北斗ファンは、この現象を見ても「おかしい」なんて口にはしないんですよ。ただニッコリと笑いながら「エリカちゃんすごいね!」と褒めてあげることが正解なんです。メルモちゃんの青いキャンディーを食べたんだろうな〜と脳内補完しておけばいいのです。
そんなメルモ・・・じゃなくてエリカに豪勢な料理を振る舞う、語尾にザマスをつけて喋るテンプレフランス人のような執事。
この人、普通にワインとか注いでるんだが、マジでエリカ今何歳なの・・・
もてなしは受けているものの、どうやら部屋に軟禁状態にあるらしいエリカ様。
隙をついてザマス執事に瓶攻撃をかまし、脱出を試みるエリカ様だったが、そこは
360度を海に囲まれた巨大戦艦の上であった。
そんなエリカの前に現われた、一人の巨漢。
この艦の指揮をとるオランダ海軍将校、
ボー・ボンネフェルトである。
ん――――・・・・
あの、ごめんなさい、正直に言っていいですか?
バスク感が凄い。
デカさ、額の模様、口髭、武器、初登場時の佇まい・・・
あれかね、第二部最初の弱ボスってのはこういう雰囲気になりがちなのかね?
辺りは一面の大海原。そして海には巨大鮫のフレンズ。例え助けが来たとしても戦艦の大型主砲で木っ端微塵。どう足掻いても脱出は絶望的な状況・・・。しかしそれでもエリカは希望を捨てなかった。己の"パパ"である飛燕。彼の意思を継いで、自らの親代わりとなってくれた拳志郎が、きっと助けにきてくれる。そう信じていたから・・・。
己の愛する朋友達を薄汚いカス呼ばわりされた事に怒り、履いていたヒールでボー将校を殴りつけようとするエリカ。その先端が鼻先をかすめ、流血したボーは、どこぞのハート様がごとく逆上し、エリカの首を絞め上げる。
首の骨が音を立て、薄れゆくエリカの意識。
彼女の声無き声が拳志郎の名を呼んだ、その時―――
第62代北斗神拳伝承者 霞拳志郎が
7年ぶりに帰ってきたあああああ
空から!!!!
砲塔があるんなら、こりゃもう海から来るしかないな・・・思わせておいてあえて逆に空から来る!これが霞拳志郎という男!流石だぜ!奔放苛烈だぜ!
ていうかオランダ海軍も、こんな巨大な飛行機が真上に来る迄気付かないってどういうこと?なんのための砲塔よ。もしかしてエリカがボーを怒らしてのドタバタで発見が遅れたのだろうか?だとしたらエリカの抵抗も無駄じゃなかったということだね。諦めない精神、大事。
そのままボーの顔面に飛び蹴りをかましつつ、拳志郎着艦。
放り出されたエリカをお姫様だっこでキャッチするという北斗の拳第一話オマージュを披露した拳さんは、続け様に「俺に言え」系の決め台詞で早速ノルマを達成するのでした。
長くなりそうなので続きはまた後日。