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九州隠遁日記 |
2016年1月21日(木) |
15:45 | 知り合いのレンタカー屋から借りた車で出発。スズキスィフト。 神戸から車ごとフェリーに乗り込み大分に攻め込む段取り。 |
16:55 | 高速道路の分岐を間違える。安定。 |
17:40 | 六甲アイランドのフェリー乗り場へと到着。 |
17:45 | お隣のフェリー会社の乗り場と間違ったことに気づきパニクる |
18:01 | 出航まで時間があるので晩飯へ。六甲アイランドはどこも高級店ばかりなので、事前に調べておいた比較的なリーズナブルな価格でチキンカツが食べられるヌーヴェルヴァーグなる店に赴くが、18時閉店と言われ追い出される。 |
18:20 | ホカ弁で厚切りロースカツ丼をキメる。 |
18:51 | 再び港へ。手続きを済ませ、フェリーさんふらわあに乗船。 |
19:35 | 最安値であるツーリスト(雑魚寝)部屋へ。北海道や東北に行くときに利用する新日本海フェリーより一人分のスペースが可也狭く驚愕する。料金はかなりお高めだというのに。 |
19:42 | 船内放送でで呼び出され、車内灯がつきっぱだから戻れと言われる。 |
19:45 | あわてて車に向かうも別の人の靴を履いてきてしまいパニック。 |
19:50 | 出港 |
20:50 | 初めて明石海峡大橋の下をくぐった事で若干テンションがあがるも、後に四国旅行の帰りの時にもくぐっていたことを思い出し、白ける。 |
21:20 | 風呂メチャ込み。若干気持ち悪くなりカツ丼を戻しかける。 |
21:40 | 昼間の会社の大掃除の疲労も合わさってダウン。 |
22:30 | 消灯 |
23:00 | 就寝 |
6:07 | 起床 |
6:13 | もう買わないと決めたジョージアの缶コーヒーを購入してしまう失態 |
6:20 | ゲームコーナーで定番のメタルスラッグ。 ラクダに乗ったら自由が利かなくなり1面で死亡。 |
6:28 | 死ぬほど腹が減ったので船内売店で天然酵母パン購入し貪る。 |
6:50 | 部屋の絨毯の上にコーヒーをこぼす |
7:38 | 大分港より大分県上陸。九州初上陸。 |
7:40 | 九州旅行中は九州出身の歌手の曲しか聞けない縛り発動。 車内BGMを氷川きよし(福岡県出身)に。 |
7:58 | 別府駅市場の中にある野田商店へ。 事前調べで、大分名物であるとり天をこの時間に買える店というのがここしか発見できなかったために訪れたのだが、これが意外にもメチャ美味で驚いた。 一緒に買ったビッグいなりも美味しかった。 |
8:27 | 別府地獄巡りのひとつ、鬼山地獄へ。5m級のワニを間近で見学し、その肉厚のバディに震える。「ワニなんか背後取ったら余裕やろwwwwwww」という今までの考えを大幅に改める。 |
8:54 | 近くにある海地獄へ。海のように青い湯が出るということからこの名前になったそうだが、猛烈な湯気で殆ど見えず。 |
9:02 | 土産屋でプリンを購入した韓国人女性がそのままプリンをレジに置き忘れて去ろうとしたので店員の女性が「ヘロー!ヘロー!」と呼び止めていた。色々間違ってるなと思う。 |
9:09 | 足湯(檄熱) 他にも地獄はあったが時間が無いので次へ。 |
9:58 | 湯布院昭和館に到着。昭和30年代頃の家屋や店構えを再現した施設で、53年生まれの私とは世代差があったものの、教室や電化製品などは結構マッチする部分もあり、かなり楽しめた。ただウルトラマンのソフビの中に平成シリーズも入れてたのはいただけない。 |
10:20 | 昭和館の2Fで開かれていた山下清原画展へ。芦屋雁之助の裸の大将シリーズは全て見た自分的にはなかなか感慨深かった。点々で描かれた絵なのに草間彌生作品や蓮コラのような気持ち悪さが微塵も無い辺りが素晴らしいと思った。 |
10:35 | BGM:郷ひろみ(福岡県出身)にチェンジ。しかしSDに取り込んだCDがカラオケヴァージョンという致命的ミス。とりあえずお嫁サンバとよろしく哀愁と億千万は全力で歌う。 |
10:45 | 由布院にある山のホテル夢想園に到着。日帰り温泉ながら、由布院の温泉に入るという念願の夢を果たす。最高の朝風呂であったが、ガイドブックなどに載っていた絶景の展望がある「空海の湯」は女湯の方であったため、若干悔いあり。 |
11:35 | 施設内にある喫茶レストラン「BANBAN」にて昼飯に地鶏うどん。うまい。 |
12:00 | 出発。 BGM:鬼塚ちひろ(宮崎県出身) |
12:36 | かつてバイトで知り合った大分出身の奴に10年ぶりくらいに電話。今、大分におんねん!とだけ告げてさしたる会話も無しに切るという嫌がらせをする。 |
12:55 | 熊本県突入。 |
13:10 | やまなみハイウェイとかいう景色の綺麗な道に行こうとして変な道を曲がり迷う |
13:20 | 迷い中。BGM:チャゲアス(二人とも福岡県出身) |
14:10 | 阿蘇市突入。BGM:井上陽水(福岡県出身) |
14:25 | 阿蘇山山頂付近の観光施設に到着。ガイドブックの写真は綺麗な緑のパノラマであったが、この季節は枯れ枯れの真っ黄色の山肌。が、それもまた絶景。火口付近は入山規制中らしいので遠方に見えるモクモクを眺めて帰る。 |
14:53 | 南阿蘇水の生まれる里白水高原駅に到着。こちら、日本一長い駅名として有名な駅であり、この雑学を小学生の頃から知っていた私は、いつかは直にその駅を訪れてみたいという20年以上に及ぶ夢を抱いていたのだった。夢が叶い大満足。 |
15:38 | 宮崎県突入。 |
15:45 | BGM:徳永英明(福岡県出身) カヴァーのCD曲を楽しみにしていたのだが、どれもこれも甘〜い優し〜い曲ばかりチョイスしてやがるのにいい加減イライラしはじめ本人のケツを蹴り上げたくなった。 |
16:08 | 高千穂峡に到着。野郎二人でボートにのる。後ろを見ないで全力で突っ込んでくる輩が結構多く、ずっと危ない危ない言い続ける。 |
17:05 | 天岩戸神社へ。有名な天岩戸伝説に出てくる引きこもりスポットと言われている、沢の方にある洞穴へ。日が落ちかけていたのでただのホラースポットと化しており早々に引き上げる。 |
18:36 | 延岡市にある味のおぐら 旭ヶ丘店へ。チキン南蛮が美味すぎて驚嘆する。鶏のほうだけで料理として完成しすぎててご飯が進まないくらい美味かった。 |
18:49 | 有馬記念の結果を動画で確認。軸馬にした12番リアファル、無事最下位でゴール。 |
19:58 | 西都市に到着。なんとなくこのサイト的に気になる街。 |
20:15 | 今夜の宿、高屋温泉に到着。部屋に露天風呂がついている、貧乏人の旅行には相応しくない立派なお宿だ。しかしこれにはカラクリがあり、実はここ、車を購入した際の特典として頂いたカタログギフトで無料で宿泊できる宿なのだ。この旅行も、まずここに無料で泊まることを前提にプランを考えたくらい期待していたのである。だが車が納車されてもカタログの方は一向に届かず、なんと送られてきたのは旅行出発当日。無論、希望の宿を選んでもチケットが送られてくるのは先になるので当日に間に合うはずも無く、結局自費で泊まる事になってしまったのであった。 まあ後にヤフオクに出品して7割方取り戻したので別にいいのだが。 |
21:00 | 延々と風呂につかり続ける。最高。 |
23:30 | 就寝 |
609 | 起床 |
7:10 | 宿で朝食。 流石はご立派な温泉宿の朝食。クソ美味い。 |
7:50 | 日数分持ってきたはずの靴下が見当たらないので、アメニティの足袋を履いていく。 |
7:52 | カチカチに凍った車の窓と格闘 日中は温かいが、朝方は本州より冷え込むのだろうか |
7:56 | 出発。 BGM:福山雅治(長崎県出身) |
8:30 | 本日は、本場のピーマン農家を見学したいという友人の意向の下、ビニールハウス巡り。まずは西都市にあるハウス群の傍を通りながら適当に発見した人に突撃インタブーするという作戦を決行するが、グーグルマップですら表示されない細い土手を航空写真で確認しながら進むというアクティブな事をさせられ、朝一からヘトヘトになる。成果もあがらず。 |
9:25 | 次世代園芸団地に到着。コンピューターでハウスを完全管理しており、暖房機や二酸化炭素発生機を全てのハウスに備えた超近代的な施設・・・らしい。 私は車の中で待機。自販機で買った変なヨーグルトジュースがめちゃ美味かった。 |
10:25 | 宮崎駅に到着。 土産と昼飯の駅弁とデザートを購入。 |
10:49 | かつての宮崎県最大の観光地、宮崎県庁に一瞬入って直ぐ出る。流石にもうどげんかせんといかん的なものは何も無かった。 |
10:59 | BGM:広瀬香美(福岡県出身。生まれは和歌山) |
11:20 | 青島神社に到着。海岸線に広がる鬼の洗濯板なる波状岩を見学。岩そのものより、そのネーミングセンスに感心する。 ギバちゃんの「青島ァ!」と織田裕二の「ずっちーなぁ〜」のモノマネが止まらなくなる。 |
12:03 | 駅で買ったしいたけ弁当で昼飯。椎茸は大分名物なイメージだったが、宮崎駅ではこれが一番人気らしい。今までの椎茸とは一線を画す味と食感で美味しかった。 |
13:10 | 海岸線をひたすら南へ。あまりの絶景に感覚がおかしくなり、断崖絶壁に飛び込んでしまいそうな恐怖に襲われたので運転を代わってもらう。 |
13:24 | 都井岬に到着。 青い海を見下ろす断崖の上の高原で野生馬が走り回っているというファンタジーな光景に惹かれ訪れたわけだが、友人が串間市のピーマン農家さんに会う時刻が迫ってきている(というか遅刻確定)という状況であったため、超スピードで観光。肝心のお馬さんがいる高原は丘を越えた先ということで、足の踏み場も無いくらい馬糞が転がりまくっている丘を駆け上るが、靴下代わりに履いた足袋が靴の中でスルスル滑って全く力が入らず、結局登頂を断念。その辺で屯していた2,3頭の馬を適当に写真に撮っただけで退散する。 |
14:21 | 約束の農家さんのハウスに到着。 私は車内で、宮崎駅で買ったマンゴープリンを食べたり、ニコニコでおそ松さんを見たりしながら1時間半ほど待機。 |
16:32 | 出発してすぐに鹿児島県突入。BGM:長渕剛(鹿児島県出身) |
17:24 | 気が滅入るほど長い山道を越えた後、ようやく桜島を視界に捕らえる。 |
17:50 | 桜島を半周し、長渕のオールナイトコンサートが行われた場所の跡地に建てられたという叫びの肖像を鑑賞。ほぼ真っ暗でよく見えず。 |
18:15 | 対岸の鹿児島市へ渡る為に桜島フェリーに乗船。こんな時間に桜島観光する奴なんかいねえからガラ空きだろうと思っていたら、まさかの大混雑。きっと普通に通勤でこのフェリーを利用するドライバーも多いのだろう。もう橋かければいいのに、と思う。 |
18:30 | 鹿児島市上陸。 |
18:50 | 九州のパーキングにはあまり「満車」とかの表示が無くて不便だなと思う |
18:57 | 鹿児島ラーメンの店、豚とろ 天文館本店へ。明日、明後日もラーメンを食うことが確定しているので、ここは黒豚のトンカツを食べたほうがいいのではないかとも思ったのだが、ラーメン好きとしてお前は本当にそれでいいのか?自分に嘘はついていないか?という天啓により身の赴くままラーメンにしたのだった。 人気店という事で行列覚悟していたが、すんなり入れた。チャーシューとろとろ。スープは見た目ほど濃厚じゃない感じ。かなり美味かったが、私が九州で求めている「今まで食べたことない味」ってことはなかった。 |
19:40 | お土産等を買う為に鹿児島駅へ。だがナビは我々をどんどん市街地から遠ざけ、到着したのはとても街を代表するとは思えぬ小さな駅であった。調べたところ、どうやら鹿児島のメイン駅は鹿児島中央駅という所であることが判明。行ったりきたりで約1時間を無駄に過ごす。 |
20:08 | 鹿児島中央駅に到着。桜島にたどり着くまでの山道を走った疲労と、ここに来るまでに迷った疲労がドッと押し寄せ、眠さMAX。フラフラで買い物をする。 |
20:42 | 出発。高速をひたすら北上。どちらも疲れていたため、元気を出す為にと九州歌手縛りを一旦中止し、プッチモニをかけてみたりする。 |
20:59 | 鹿児島中央駅で購入した、むじゃきのしろくま(ミニサイズ)を食べる。私が好きな女優の村井美樹さんが最近九州で食べてはったのをtwitterで見たのでそれにかぶせる形で購入したのだが、よくよく考えると私はこういうかき氷系のアイスは苦手であり、そこにフルーツが加わると尚更駄目な人なので、完食できなかった。 |
21:55 | 再び熊本県にカムバック。 |
22:22 | 人吉市にあるアンジェリーク平安にチェックイン。結婚式場とホテルが融合した宿であり、外観やホールはこれでもかと言わんばかりの豪華絢爛なブライダル感を出していたが、御代はかなりリーズナブルであり、部屋も和室であった。 |
22:48 | 部屋から出て2歩の場所にある大浴場へ。激熱。 |
0:30 | 就寝 |
6:45 | 起床 |
7:40 | 昨晩に駅のトンカツ屋で購入したカツサンドで朝飯。 まあ美味いんだけど、今度来るときは普通のトンカツを食べたい。 |
8:00 | 今日もフロントガラスカチカチだったが、宿の人が如雨露でお湯かけて溶かしてくれた。やさしい。 |
8:12 | 出発。BGM:MISIA(長崎県出身) |
9:00 | 以降、ナビの案内に、ロッチ中岡の試着室コントの「は〜〜〜〜い」で応えるようになる現象が発生する。ちなみに東北の時はローラの「オッケー!」だった。 |
9:15 | 熊本城到着。 観光客満足度ランキング1位と言われる城だけに、何故そんなにも人気なのかと気になっていたのだが、実際に大天守に入ってみてなんとなく解った。他の城は大体当時の雰囲気を残したままにしているので階段も当時のままの登り難い急勾配だが、熊本城の天守は階段も完全に現代風で上りやすく、城内での展示の仕方も他の城のより遥かに博物館に寄せた本格的な感じになっていた。こういう所がウケが良いのが理由ではないかと思う。もちろん改造しすぎで情緒もクソもないと思う人も多く居るだろうが、それよりも観光しやすさを求める人の方が多いということだろう。 ちなみにこの城は、キン肉マンチームがマリポーサチームと激闘を繰り広げた場所として有名であるが、この城内に名前が刻まれている一口城主の一覧の中にマリポーサの名前があるのだという。面倒だから探さなかったけど。 |
10:40 | 天守閣、宇土櫓、二様の石垣、闇り通路と見たいところを見れたので城を後にする。本丸御殿を完全に忘れていたことに気付いたのは旅行が終わった後であった。 |
11:03 | 熊本ラーメンを食べに、こむらさき上通中央店へ。 なんかガイドブックの写真とえらく違うなとおもったら、それはテーブルの一味やニンニクチップをふんだんに降り掛けた後の写真だったらしいことが判明。それはアカンのと違うか?まあ美味かったから別にいいんだけども。 数多く飾られている芸能人のサインの中に、「新婚旅行のいい思い出になりました!」って書いてある遠野なぎこの色紙が混じっており、哀しい気持ちになった。 |
12:10 | 長崎へ渡るため九商フェリーの乗り場へ。 乗船手続きの窓口で私の前に並んでいたガキが、やけに急いでカッパえびせんを買おうとしてサイフの小銭を全部ぶちまける。 |
12:25 | フェリー乗船。 すると瞬く間にカモメが大集結。乗船客がそれに向けてカッパえびせんを掲げ、カモメが華麗にそれを咥えて飛び去るという伝統芸能が始まった。なるほど、さっきのガキもこれがしたいが為にあんなに慌てていたのかと納得。折角なので私も先ほど熊本城で買ったいきなりまんじゅうなるものを長細く千切って掲げると、何の躊躇いもなくカモメが掻っ攫っていった。後々になって、ノドにつまらせたりしてへんやろうかと少し心配になった。 |
12:50 | 二つ後ろの席に座る女性がシーフードヌードルを食いだし室内に匂いが充満する。バカか。バカなのか。 |
13:24 | 長崎県は島原に上陸 |
13:25 | 雲仙岳の煙を確認。いちばん"火山っぽい"形をした火山だなと思った。 |
13:56 | 雲仙温泉にある駄菓子屋さん博物館へ。懐かしの駄菓子やおもちゃが展示されており、自分直撃世代のカードダスやソフビも沢山あったが、北斗関係は一つも発見することができなかった。 |
14:20 | 前輪の前に猫が鎮座しており動けない。 |
15:43 | 長崎市に到着。平和公園にて平和記念像を鑑賞。なんとなく「掘りが深くて眉毛の太い凛々しい顔」という先入観を持っていたが、思いっきりブッダな顔をしており、ギャップが凄かった。 この時、像の前でなにやら大掛かりなセットを組んでいる最中で、時期的な事とか、朝からずっと音楽を聴いていたという理由で「ミーシャが紅白の中継でエブリシングでも歌うんちゃう?」と言ったところ、後にネットで調べてこれが見事に大的中していたことが判明(エブリシングではなかったが)。 ちなみに芸能人といえば、この3日後、ここ長崎にある男女が訪れ、後に大きな不倫スキャンダルへと発展して行く事になるのだが、それはまた別のお話(声:森本レオ) |
16:34 | 公園に隣接する「被爆者の店」にてお買い物。多分店員さんは被爆してないと思った。 |
16:59 | 長崎孔子廟なる中国建築様式の博物館へ。閉館30分前からの入場だったので急いで閲覧。書とか陶器とかあったけど入り口付近に立てかけてあった鉾とか長刀とかが個人的に一番ワクワクした。 |
18:05 | 路面電車と併走しながらグニャグニャ曲がる主要道路にイライラする。これほど運転し難い街を俺は知らない。 |
18:13 | 眼鏡橋を鑑賞。長崎は街中に色々こういう見所があっていいね。 |
18:25 | 本日の宿、カトリックセンター長崎に到着。翌朝にはここの宿泊客全員で早朝ミサに参加することになる。 受付でチェックインを済ませると、何故かいきなり犬派か猫派かを聞かれたので、断然犬派だと答えておいた。今までのトータルでは8-2くらいで犬派が多いらしい。意外。 |
19:24 | 繁華街へ繰り出し、天天有なる中華料理店にて皿うどんを注文。人生初皿うどんは、想像よりも大分甘かった。まあご当地料理っぽい感じがしたのでこれはこれでアリ。 |
19:49 | 特に行く予定ではなかったが、下品なネオンに惹かれて長崎新地中華街へ。年の瀬だからか結構閉まっている店があったが、三宮中華街とはまた違う魅力があり面白かった。 |
19:54 | 焼売と小籠包を購入。美味い。 なんか全ての店で豚まんより角煮まんがプッシュされており不思議だったのだが、後にそれもまた長崎名物であったことを知り、買っておけば良かったと後悔。 |
19:59 | 見つけてしまったので購入。 |
20:35 | 郊外にあるスーパー銭湯、ふくの湯へ。 超広い駐車場がほぼ埋め尽くされている程の盛況ぶりで何事かと思ったが、長崎市の夜景を一望できる絶景の露天風呂を体験して合点がいった。風呂上り後の休憩スペースもかなり充実しており、今まで行った数多くの銭湯の中でもベスト3には入る名店であった。只一つのマイナス点は、あと3日で年が変わろうかというこの季節に何故か蚊に6箇所も食われたことであった。 |
22:15 | 帰宿 寝室は2段ベッド8台設置の16人部屋。 |
23:55 | ベッドの電気を消そうと手を伸ばしたら寝ながら届くギリギリの距離だったため腕がつる |
0:00 | 痛みで泣きながら就寝 |
5:21 | 起床 |
6:00 | 宿泊客全員でホールに集合し、隣接する浦上教会での早朝ミサ体験へ。 パイプオルガン的なのとか聖水振り掛けとかを期待していたのだが、広い教会の後ろの方でミサの様子を見守るだけという、体験と言うよりは見学のような内容で少し肩透かしを食らった。もちろんウーピーゴールドバーグ的なものもなかった。 その後、宿の主人により教会周辺の見学ポイントを幾つか案内して頂いたが、寒さと眠さで全く頭に入らず、安らかに召されそうになった。 |
7:05 | 宿に戻り、温かいコーヒーと黒糖クロワッサンを頂く。なんでもない質素な朝食だが、コーヒーとパンがこれほど有難いと思ったことは無い。 |
7:30 | ローマ法王が宿泊した日本で唯一の宿であるこの宿が、何故和式便器なのか熟考する。 |
7:35 | 出発。BGM:スピッツ(Voの草野マサムネが福岡県出身) |
9:13 | ハウステンボス到着。 本当は昨日の晩に来て夜8時からの仮面舞踏会に参加する予定だったのだが、翌朝のミサが相当ツラい事になることを恐れて予定を変更することにしたのだった。 とりあえずその仮面舞踏会で被る予定だった拳王様兜で出撃する。 |
9:40 | ワンダーホイールなるセグウェイもどきの講習を受ける。ぶっちゃけハウステンボスに来た目的の8割はこれであった。念願の変則二輪車を存分に愉しみ、意外と足の裏が疲れることを知る。 |
10:21 | トリックアートを鑑賞。 |
10:30 | ミラーハウスを体験。 いつの間にかマフラーを失くしていた事に気付く。 |
10:39 | バンジージャンプもやっている事を知り、歓喜して飛ぼうとするが、思ったほど高さがなかった事と、1時間待ちだと言われた事で諦める。決して臆したわけではない。マジで。 |
10:56 | ギヤマンミュージアムを鑑賞。入り口でフリーパス券の提示を求められ、自信満々に熊本城の入場券を出し、恥をかく。 |
11:14 | ダムなるバーガー屋でテリヤキバーガー。佐世保バーガー認定店なのでもう佐世保バーガー食べたも同然とみなす。 |
11:35 | スリラーシティへと移動し、5D MIRACLE TOURなるアトラクションを体験。最近映画館で流行っている4Dが好評なので、じゃあ5Dならどうなるんだと期待していたが、思いのほかクソだった。 |
11:50 | 日本の怪談屋敷を体験。怖い。和製ホラーはヤバイ。こわい。 |
12:00 | メロディ・イン・ザ・ダーク 〜オルヘルハウス〜を体験。ビックリするほどクソだった。何故これを歴史あるハウステンボスで公開しているのか謎。 |
12:50 | 出発。車内激暑。この時期20度越えとか頭おかしい。カステラ傷むわ。 |
13:33 | 九州歌手曲が底を尽く。 |
14:10 | 佐賀県突入。 |
14:38 | 唐津市にある唐津焼のお店ギャラリー一番館へ。焼物が見たいという友人の意向であったため、友人を降ろして私はしばらく市内をドライブした後、頃合を見計らって店へ。友人を連れてパーキングへと戻るが、駐車券を落としてしまった事が判明(落としすぎ)。とりあえず料金機に「駐車券を落としてしまった人用」のボタンがあったため押してみると、有無を言わさず「5000円」と表示されたため、あわてて店から歩いてきた道を戻りながら券を捜索。なんとか路上の駐車券を発見し、事なきを得る。 |
15:32 | 唐津城を視界で確認。時間が無いのでそのまま去る。 |
15:50 | ほぼ何もしないまま佐賀県を脱出。いよいよ最後の九州、福岡県突入。 |
16:35 | 市街地に近付くにつれやはり渋滞してきたので、他府県民の勘で主要道路を逸れる。大概こういうのは失敗するものだが意外にも大成功(したと思う) |
17:15 | 萬年屋 浄水通り店へ。博多にしかない和菓子屋で、通販もやっていないということで、母から土産を頼まれ訪れたのだが、住所の場所に店が無い。というか空き地になっている。もしや・・・と思い電話をするが使われておりません。旅において大事なのは電話確認であることを学び、もう一つの店舗である福岡空港店に明日行く事にする。 |
17:47 | 博多市街到着。念願の中州屋台に向けて出発。 |
18:15 | 屋台は川沿いにあるという事前情報に基いて探すが、一向に見つからない。途方に暮れていたその時、私の中にある記憶が蘇る。俺はこの町を知っている・・・ここは龍が如く5の中で俺が歩いた街!タクシーで客を運んだ街!俺が今歩いているこの川沿いは桐生チャンの勤めるタクシー会社がある通り!屋台があるのはここじゃなく、西の太い川沿いを南にいったところだ!と確信する。 |
18:21 | 見事に中洲屋台へと辿りつく。 場所がわかったという事もモチロンだが、現実の街とゲームの中の街がシンクロしたような不思議な感覚に陥り堪らなく愉しくなる。 |
18:30 | 中州屋台呑龍へ。数ある屋台の中からここを選んだのは、博多ラーメンがメインの店であることと、ラオウ様の奥義に北斗"呑龍"呼法があるから。アメトークで博多華丸が「ラーメンはお別れの合図ばい」と言って最後に食うよう言っていたが、そんな事は関係ない。俺はラーメンを食いに来たのだ。 味は雰囲気もプラスされてかなり美味い豚骨。しかし私の夢はこの博多の屋台でラーメンを食うというシチュエーションそのものであったため、ぶっちゃけ味はどうでもよかった。ラーメン好きにとって最高の瞬間。幸せ。 |
19:09 | 次は天神屋台へ行こうとするが、何故か間違えて博多駅に来てしまうというミス。何をどう間違えてこうなったのか自分でもわからない。 |
19:35 | 駅で買い物をした後、地下鉄で天神駅へ。 |
20:00 | 天神屋台「あほたれ〜の」に入る。 焼鳥、おでん、明太卵巻き、餃子、ネギ味噌を注文。どれもこれも美味いのだが、もうすこし寒いほうが、よりおでんが美味しかったろうなぁと思う。なんで大晦日イブにこんな暖かいねん。寒いどころか歩き疲れてポカポカやっちゅうねん。 |
21:22 | 久山温泉 夢屋にチェックイン。 安くて風呂がよさそうな宿を選んだ結果、結構市街地から離れた宿になってしまったのだが、これが大当たり。初日の温泉宿を上回る最高の露天風呂。しかも独占。もし次に九州に旅行に来る機会があってもここと昨日の風呂は絶対に入ると心に誓う。 |
0:40 | 就寝 |
6:14 | 起床。この旅初めての雨模様。ていうか今までピーカンすぎた。 |
8:05 | 出発 |
8:27 | 福岡空港着。 昨日買えなかった萬年屋の和菓子を購入。 |
8:38 | 空港内で空弁を探して激走。あまりに売店が見つからないのでインフォで聞くと、ターミナル内か1階のコンビニにしか無いという。仕方が無いので下のセブンに入ると、通常のコンビニ弁当が置いてあった。違う、そうじゃない。 |
9:07 | このまま戻るのはアレなので、せめて明太子をおかずにコンビニおにぎりを食べようと土産用の明太子ミニサイズを購入。蓋を開けるとカチカチに凍った明太子が3本入っていた。 自然解凍を待ち昼飯に食うことにする。 |
9:48 | 太宰府天満宮に到着。雨。 初詣用の巨大賽銭投込み箱に全力お賽銭する。 |
10:28 | 萬年屋で買っていたイチゴ大福を食う。白餡だったのでイマイチ。 |
11:31 | 九州脱出。山口県突入。関門トンネルを通ってみたかったが今回は橋で。 |
11:55 | 下関駅到着。 下関駅でフグ入りの駅弁を買い、それに明太子を乗せて「即席関門弁当や!!」っていうのをやりたかったのだが、またもや店が見つからない。今度はちゃんと売店があるのを確認したはずなのに・・・と思いながら駅を一周するくらい激走した後、仕方なく駅員に聞くと、半年前に製造元が無くなり売店も閉めたとのこと。仕方が無いので駅前の大丸で特産でもなんでもない弁当を2つ購入し車に戻る。 |
12:49 | 巌流島の写真を撮る。 本当は島まで渡りたかったのだが天気も悪いのでパス。 |
13:17 | 玉子ちらし弁当+辛子明太子の、不本意な関門弁当を食す。 明太子が想像以上に美味かったので別にどうでもよくなる。 |
13:53 | 日本最大の鍾乳洞、秋芳洞に到着。 目的地から一番遠いのに一番高いという理不尽な駐車場に停めてしまう。 |
14:11 | 秋芳洞の中へ。入って直ぐの所が一番洞穴が広く、天井も相当高かったため、曇天模様の空の下に居るかのような不思議な感覚に包まれる。その後の鍾乳石や石柱なども見ごたえがあったが、入って直ぐの所が結局一番インパクトがあったため、結構すぐ飽きる。というか午前中の予定外のダッシュ2本で既に体力枯渇していたので、なるべく最深部が深くないことを祈りながら歩く。 |
14:30 | 中腹辺りからすさまじく気温が上がり始め、上着3枚脱ぐ。 |
14:44 | フィリピーナと思われる陽気な団体に写真を頼まれてちょっとウンザリする。 |
14:55 | 料金箱に勝手に300円ほりこんで進む「冒険コース」にチャレンジ。体力面で不安があったが、言うほどでもなかった。ただ裾とかがすげえ汚れた。 |
15:36 | 秋吉台のカルスト台地を見ながらドライブ。 |
17:40 | 広島県突入。 |
17:53 | 目的地である宮島の一つ前のICで降り、スーパー銭湯べにまんさくの湯へ。昨日、一昨日の風呂には及ばないが十分平均以上の良い風呂だった。湯気が全く無い、通常の風呂屋ではありえないくらいのクリアな視界で見たくも無いチンコ見放題だった事と、サウナで「スゥ――――・・・ああ〜〜・・・美味しぃ、美味しぃわぁ〜〜・・・すぅ―――――・・・ああ・・・やっぱり美味しいわぁ・・・うーん、そろそろお父さんの所に戻ろかな・・・・もうちょっといよかな・・・スゥ――――・・・美味しぃ〜〜〜」と、オッサン達のエリート塩が溶け込んだ湯煙を胸一杯吸い込みながら一人で喋り続ける角刈りのガキに衝撃を受ける。広島恐るべし。 |
19:10 | 本日の宿であるシンプルステイ宮島に到着。宿泊するという一点のみに特化した宿であり、部屋の中には二段ベッドと机のみ。ロビーなんてものも存在せず、あるのは数冊の漫画と、何故か1/18スケールのガンダム人形だけという、文字通りシンプルすぎる宿であった。フェリー乗り場まで徒歩2分という近さと安さで選んだのだが、正月からこの宿で寝るってのは正直どうなのかと今更乍思う。 |
19:40 | 広島風お好み焼きが食べられる店へと向かうが、大晦日ゆえに閉店。 仕方が無いので近くにある牡蠣の店、かき庵なる店へ。個人的には牡蠣はあまり好きではないのだが、これもまた広島名産であるし、年越し蕎麦も兼ねれるという事でかき蕎麦を喰らう。 |
20:10 | 宿に戻り仮眠。 旅疲れによるものか、連日栄養ドリンクとレッドブルを飲みまくった所為か、体が馬鹿になりはじめ、30分毎に尿意を催すようになる。 |
22:10 | JR西日本宮島フェリーにて、厳島へ。 |
22:23 | 上陸。厳島神社へと直行し、年明けと共に初詣を済ませる算段。 |
22:36 | 屋台ではしまきを購入。箸に薄めのお好み焼きを巻き付けたようなやつ。テンションも合わさってむちゃくちゃ美味い。 |
22:42 | 既に初詣に向けて並ぶ参拝客の列がパない事になっていたので、ロクに観光もしないまま列の後ろへ。ワンセグで紅白を見る。 |
22:59 | 紅白、MISIA登場。本当に平和公園で歌っててちょっとテンションあがる。 |
23:30 | 開門。少しずつ列が進み始める。 |
0:00 | 本殿に向けて歩いている途中で新年を迎える。 明けましておめでとうございます。 |
0:05 | 参拝。 人は多かったが、かつて八坂神社の年跨ぎ参拝で味わったほどではなかった。 |
0:12 | おみくじ。幸魂奇魂兆(吉)。 |
0:36 | 帰路の途中で、これまた広島名物である汁なし坦々麺を屋台で購入。 バイトの17歳JKが作った代物であったが、中々の辛さに謎のスパイスが絡んだ独特の味を醸しだしており、口の中が馬鹿になる。 |
0:52 | 観光客からのエサを狙いその辺りを徘徊していた鹿に、食べ残した坦々麺をそっと差し出すが、完全にスルーされる。 |
1:05 | 乗船し本土へ。 |
1:45 | 就寝 |
7:02 | 起床 |
7:38 | 初日の出 ワニみたいな雲に絶妙に邪魔され見えないのではないかと心配されたが、 直前にちょろっとだけ上顎を開いてくれたおかげでなんとか隙間から拝むことが出来た。 明けましておめでとうございます(2回目) |
9:03 | 宮島の名店うえのにてあなご飯弁当を購入したよフグ田くん。 開店前から行列が出来ており、10番目くらいだったが、予約していたおかげで最初に買う事が出来た。予約文化最高だよフグ田くん。 |
9:08 | そのすぐ側にあるおきな堂にておやつ&土産用のもみじ饅頭購入。 ネットでの評判を見て数ある店の中からここに決めたのだが、餡がまろやかであまり自分好みではなかった。もっとガッツリあめぇのが良かった。 |
9:16 | 出発前に車内であなご飯弁当。 確かに超美味いんだが、貧乏舌にはタレ的なのが若干欲しかった。 |
9:20 | あなごの小骨が喉に刺さる。 |
9:25 | 出発。BGM:島谷ひとみ(広島県出身) |
10:25 | 広島市の平和記念公園にて原爆ドーム鑑賞。リトルボーイで亡くなった12万人超の人々の命を想い厳粛な気持ちになる。小骨はまだ取れない。 |
10:49 | 原爆の子の像の鐘を鳴らし被害者の魂を弔う。小骨はまだ取れない。 |
11:02 | 原爆死没者慰霊碑に祈りを捧げる。取れない。 |
11:05 | 事前にWEBサイトで確認した際には正月は館内の施設には入れないと書いてあったのだが、なんか普通にやっていたので、広島原爆死没者追悼平和記念館と平和記念資料館を続けて鑑賞。展示物も良かったが、入館料50円という価格や、土産コーナーを目立たぬ端の方に作るという、金儲けに走ってない姿勢に好感を持てた。尚、小骨は取れなかった。 |
12:15 | 昼飯は広島風お好み焼き。個人経営の店は正月営業してなさそうだったので、広島フルフォーカスビルの6Fフロアにあるお好み焼きテーマパーク 駅前ひろばへと赴き、一番大きな声で呼び込みをしていたきゃべつなる店に着席。 正直、今まで食ってきた広島風は通常のお好み焼きよりも格段に劣っていたのであまり期待はしていなかったのだが、ビックリするくらい美味かった。旅行中の食事がアッサリしたものばかりだったので久々の濃厚ソースが染みたというのもあるかもしれないが・・・。 尚、小骨が取れるようになるべく大切りで飲み込んだのだが目論みは失敗に終わる。 |
13:30 | これにて旅行の全イベント終了。家に向けて370kmの道を出発。 BGM:DA PUMP(ISSAが広島出身) |
15:04 | 岡山県突入。 BGM:B'z(稲葉が岡山県出身) |
16:33 | パーキングで無理矢理嘔吐し小骨地獄脱却。お好み焼きのキャベツを半分くらい土に返還する。 |
19:35 | 帰宅。お疲れさまでした。 |
13:01 | 車を返却に向かっている最中、飛び石でフロントガラスにヒビが入る |
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