さあみんな、勉強の時間だよー
今日は北斗七星と死兆星についてのどうでもいい知識を学ぼうねー。
まあネットで拾ってきた情報をまとめただけなんだけどねー。
- ・ドゥーベ(Dubhe)
- 学術名:α Ursae Majoris(略称:α UMa)
中国名:天枢(天官書) 貪狼(唐の密教教典)
視等級:1.80等(+4.95等)
地球からの距離:124光年
北斗七星の柄杓の水を掬う側の先端の星。ドゥーベという星の名はアラビア語で熊を意味する「ドゥブ」に由来する。肉眼では一つの星に見えるが、非常に接近した2つの恒星からなる実視連星である。
この星と、柄側の先端のベネトナシュだけは、他の五星とは大きく離れた位置にあり、おおぐま座連動星団には属していない。
- ・メラク(Merak)
- 学術名:β Ursae Majori(略称:β UMa)
中国名:天せん(天官書) 巨門(唐の密教経典)
視等級:2.37等
地球からの距離:79光年
北斗七星の、柄杓の水を掬う側の先端から2番目に位置する星。メラクという名は、腰を意味するアラビア語が元になっている。ドゥーベとメラクをつないだ先に北極星を見つけることができることから、指極星とも呼ばれる。
- ・フェクダ(Phecda)
- 学術名:γ Ursae Majoris(略称:γ UMa)
中国名:天き(天官書) 禄存(唐の密教経典)
視等級:2.41等
地球からの距離:84光年
北斗七星の、柄杓の水を掬う側の先端から3番目に位置する星。フェクダという名は、大熊の股を意味するアラビア語がもとになっている。
- ・メグレズ(Megrez)
- 学術名:δ Ursae Majoris(略称:δ UMa)
中国名:天権(天官書) 文曲(唐の密教経典)
視等級:3.3等
地球からの距離:81光年
北斗七星を柄杓型として繋いだ際、真ん中に位置する星。北斗七星の中で唯一の3等星。
- ・アリオト(Alioth)
- 学術名:ε Ursae Majoris(略称:ε UMa)
中国名:玉衝(天官書) 廉貞(唐の密教経典)
視等級:1.76等
地球からの距離:81光年
北斗七星の柄杓の柄の先端から3つ目に位置する星。アリオトの名の由来は、アラビア語で尾を意味するものだという意見と、カペラのアラビア語読みが誤ってつけられたという説がある。かつて海運の際の目印として頻繁に利用されてきたとされる。
- ・ミザール(Mizar)
- 学術名:ζ Ursae Majoris(略称:ζ UMa)
中国名:開陽(天官書) 武曲(唐の密教教典)
視等級:2.23等
地球からの距離:78光年
北斗七星の柄杓の柄の先端から2つ目に位置する星。ミザールという名は、アラビア語でベルトを意味する言葉が元となっている。この星の直ぐ傍にはアルコル(死兆星)があり、古代からこの二つの星がちゃんと分かれて見えるかどうかが視力検査に使われたとされている。
- ・ベネトナシュ(Benetnasch)/アルカイド(Alkaid)
- 学術名:η Ursae Majoris(略称:η UMa)
中国名:揺光(天官書) 破軍(唐の密教経典)
視等級:1.86等
地球からの距離:101光年
北斗七星の柄杓の柄の先端の星。ベネトナシュとアルカイドの二つ名があり、ベネトナシュは「大きい棺台の娘達の長」を意味するアラビア語が語源で、アルカイドは「先頭の娘」という意味をもつアラビア語が元になっている。これは、北斗七星の四角形を形作る星を棺台に見立て、柄側の3つの星を棺台を引く娘たちと見立てたことに由来する。
ドゥーベとこのベネトナシュだけは、他の五星とは大きく離れた位置にあり、おおぐま座連動星団には属していない。
・アルコル(Alcor)
北斗七星の横に寄り添うように光る蒼い恒星。またの名を輔星。柄杓の柄の方から二番目の星(ζ星ミザール)の傍にある。変光星(明度が変化する特殊な星)であり、等級は4.0。地球からの距離は81.1光年。古代アラビア、ギリシャ、ローマなどでは、ミザールとアルコルの2つが分離して見えるか否かが視力の検査に使われていたとされている。
北斗の拳や蒼天の拳の作中では
「死兆星」と呼ばれ、この星が見える者にはその年の内に死が訪れると伝えられている。現実においても「不吉な星」という扱いがされている点は同じであるが、作品では「この星が見えると死ぬ」とされている対し、史実では「この星が見えなくなると死ぬ」という間逆の説が伝えられていたとされている。これは単なる迷信というわけではなく、老化などによって視力が落ちてきているから見えなくなるのだという理由も存在している。
実際にこの星を目にしたキャラクターの多くは死を迎えているが、中には死ななかった者、年内ではなかった者なども存在する。拳王に秘孔新血愁を突かれ、残り3日の命となったレイには、日に日に死兆星が強く見え始め、昼でも見えるようになったり、落ちてきそうなほど巨大に見えたりしていた。
北斗の歴史の中には、「互角の拳を持つ強者相戦う時、その両者の頭上に死兆星輝く」という言い伝えがあり、ラオウとトキが約束の地で闘った際には、今迄見えていなかったラオウの頭上にも突如死兆星が現れるという現象が起こった。結果的にはトキが敗北し、おそらくその後はラオウの死兆星は消えたものと思われる。
死兆星を目にしたのは、トキ、マミヤ、レイ、ラオウ、ギーズ、彪白鳳、芒狂雲(アニメ版)、章大厳(アニメ版)、ソウガ、アンナ、ルギー、ケンシロウ(北斗の拳4)など。
トキは原作ではカサンドラから救出された後に目にしているが、トキ外伝 銀の聖者では核に被爆する以前から目にしており、この場合は年内に死ぬという言い伝えは当てはまらないことになる。
マミヤも同様にカサンドラ後に目にしているが、レイとユダの闘いが終わった後に消失し、その後少なくとも数年間は生存したままである。
ラオウは上記の通り、トキとの対戦時に一時的に点灯した。TVアニメ版では天に帰る直前にも煌いている。
北斗の拳4 七星覇拳伝 北斗神拳の彼方へでは、南斗水鳥拳のルギーが、断己相殺拳を使用して身体がボロボロになった後に死兆星を目にした。その後は闘えない身体となり療養生活を送っていたが、南斗悲運の将によって傷を癒してもらい、前線に復帰したことから、おそらく死兆星は消失したのではないかと思われる。また、この作品の中ではケンシロウも死兆星を目撃しており、ラオウやカイオウといった多くの強敵との壮絶な闘いによって体が蝕まれていたというのがその理由として語られている。故にケンシロウは、自らに秘孔を付き、新たな北斗神拳伝承者に北斗神拳の最終奥義を授ける日が来るまで眠りについていた。